タイトルコード |
1000100269444 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本において都市社会学はどう形成されてきたか |
書名ヨミ |
ニホン ニ オイテ トシ シャカイガク ワ ドウ ケイセイ サレテ キタカ |
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社会調査史で読み解く学問の誕生 |
叢書名 |
MINERVA社会学叢書
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叢書番号 |
48 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
松尾 浩一郎/著
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著者名ヨミ |
マツオ コウイチロウ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2015.4 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-623-07283-5 |
ISBN |
4-623-07283-5 |
数量 |
13,396p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
361.78
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件名 |
都市社会学-歴史
社会調査-歴史
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注記 |
文献:p347〜385 |
内容紹介 |
戦前の黎明期から戦後、そして現在に至るまで、都市社会学は何を解明しようとしてきたのか。奥井復太郎、磯村英一、湯崎稔などの研究者の足跡をたどりながら、日本都市社会学の展望と課題を描き出す。 |
著者紹介 |
1972年神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。帝京大学経済学部准教授。共著に「都市の生活・文化・意識」など。 |
目次タイトル |
第1章 学問形成過程からの再発見 |
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1 近代社会の自己認識 2 日本都市社会学という問題 3 社会調査史の視点 4 学問の形成と再構築 |
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第2章 日本都市社会学以前の都市社会調査 |
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1 欧米の都市研究と都市社会調査 2 近代日本の都市化と都市社会調査 3 社会調査と都市研究の組織化 4 調査活動と議論のネットワーク |
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第3章 黎明期の日本都市社会学とその周辺 |
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1 社会学界の動向と都市研究 2 農村研究と社会調査 3 隣接領域での都市研究 4 最初期の都市社会学 5 都市社会調査から都市社会学へ |
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第4章 社会的実験室としての東京 |
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1 奥井復太郎と東京 2 生活史と東京体験 3 大都市の境界 4 都会人とは誰か 5 変貌する東京と未来への夢 |
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第5章 都市社会調査の戦前と戦後 |
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1 社会調査と都市社会学研究の論理 2 社会調査と都市社会学の戦後への展開 3 奥井復太郎の鎌倉町調査 4 近江哲男の鎌倉市調査 5 発見の論理と方法のジレンマ |
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第6章 戦後の都市研究と総合調査 |
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1 戦後被占領期における社会調査 2 社会調査ブームのなかの都市調査 3 都市化の時代と日本都市学会 4 日本都市学会の調査活動 5 総合調査の挫折 |
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第7章 調査プログラムとしての人間生態学 |
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1 シカゴ学派都市社会学と戦後日本 2 磯村英一と人間生態学 3 矢崎武夫と人間生態学 4 鈴木栄太郎と人間生態学 5 日本都市社会学への分水嶺 |
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第8章 日本都市社会学の形成過程と市民 |
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1 人間生態学から都市的市民の学へ 2 調査者と市民 3 日本都市社会学の1959年革命 4 市民意識研究としての都市社会学へ 5 日本都市社会学の射程 |
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第9章 あり得たかもしれない都市社会学 |
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1 1960年代以降の日本都市社会学 2 社会踏査の系譜と湯崎稔 3 地図上にまちを復元する 4 爆心地復元調査の拡大と挫折 5 社会踏査の可能性 |
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第10章 日本都市社会学の確立とその後 |
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1 日本都市社会学は何をなしたのか 2 社会調査と学問形成 3 さまざまなポジティビズム 4 展望と課題 |