タイトルコード |
1000100269944 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
地理情報科学 |
書名ヨミ |
チリ ジョウホウ カガク |
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GISスタンダード |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
浅見 泰司/編
矢野 桂司/編
貞広 幸雄/編
湯田 ミノリ/編
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著者名ヨミ |
アサミ ヤスシ ヤノ ケイジ サダヒロ ユキオ ユダ ミノリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
古今書院
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出版年月 |
2015.3 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-7722-5286-7 |
ISBN |
4-7722-5286-7 |
数量 |
6,201p |
大きさ |
26cm |
分類記号 |
448.9
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件名 |
地理情報システム
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内容紹介 |
「地理情報科学標準カリキュラム」に準拠した、大学学部生向けの地理情報システム(GIS)と地理情報科学の標準的な教科書。GISと地理情報科学の歴史からGISと未来社会までを解説。各章末に関連文献も掲載。 |
著者紹介 |
東京大学大学院工学系研究科教授。 |
目次タイトル |
1 地理情報科学 |
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1.1 実世界とその概念モデル 1.2 地理情報と地理データ 1.3 地理情報科学 1.4 地理情報科学の研究内容 1.5 地理情報科学の関連研究分野 |
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2 地理情報システムと地理情報科学の歴史 |
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2.1 世界のGISの歴史 2.2 日本のGISの歴史 |
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3 空間的思考とGIS |
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3.1 空間的思考と関連する概念 3.2 空間的思考の構成要素 3.3 空間的思考の応用 3.4 空間的思考の教育とGIS 3.5 おわりに |
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4 空間事象のモデル化と形式化 |
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4.1 空間事象の認知 4.2 モデルの記述 4.3 モデルの形式化 4.4 UML 4.5 空間情報のためのメタモデル 4.6 平面上の空間スキーマ 4.7 一般地物モデル 4.8 応用スキーマ 4.9 インスタンスモデル 4.10 まとめ |
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5 測量 |
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5.1 地上測量 5.2 GNSS測量 5.3 写真測量 5.4 レーザ測量 |
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6 リモートセンシングとその解析 |
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6.1 センサとその観測波長帯 6.2 プラットフォーム 6.3 画像のカラー合成と強調 6.4 画像の幾何補正 6.5 可視・近赤外リモートセンシングデータの解析 6.6 熱赤外リモートセンシングデータの解析 6.7 合成開口レーダによって得られたデータの解析 6.8 データの入手 |
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7 既存データの地図データと属性データ |
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7.1 国・地方自治体のGISデータ 7.2 民間のGISデータ 7.3 デジタル化されていない地理空間情報のGIS化 7.4 おわりに |
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8 空間データ |
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8.1 空間データの品質 8.2 空間データの変換 8.3 ジオコーディング(Geocoding) |
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9 空間データベース |
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9.1 データベースシステム 9.2 データベース管理システム 9.3 空間検索と空間索引 9.4 空間データベース言語 9.5 空間データベースの現状と今後 |
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10 空間データの統合・修正 |
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10.1 接合(モザイク) 10.2 ベクタ編集(データのエラーと修正) 10.3 欠落情報の補足(統計的手法,補間の概念) 10.4 ラスタ・ベクタ変換 |
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11 基本的な空間解析 |
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11.1 基本量の測定 11.2 空間オブジェクトの選択 11.3 その他の空間データの操作 11.4 オーバーレイ分析 |
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12 ネットワーク分析 |
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12.1 最短経路探索 12.2 グラフ・ネットワークの用語 12.3 最大流問題 12.4 ネットワーク構造分析 12.5 プログラム例 |
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13 領域分析 |
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13.1 バッファによる領域分析 13.2 ボロノイ分割による領域分析 |
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14 点データの分析 |
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14.1 視覚的分析 14.2 数理的分析 |
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15 ラスタデータの分析 |
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15.1 視覚的分析 15.2 集計と基本統計分析 15.3 フィルタリング 15.4 ラスタ演算 15.5 流域解析 15.6 コストパス解析 15.7 セル・オートマトン(cellular automaton) |
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16 傾向面分析 |
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16.1 傾向面分析の基礎 16.2 傾向面分析の適用例 16.3 残差分析 16.4 多項式以外への当てはめ |
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17 空間的自己相関 |
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17.1 空間的自己相関分析の系譜 17.2 空間的自己相関に関する統計量 |
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18 空間補間 |
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18.1 補間点近傍の観測値を用いる空間補間法 18.2 大域的な観測値を用いる空間補間法 |
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19 空間相関分析 |
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19.1 空間的相関関係の計量化 19.2 空間的相関関係を組み込んだモデリング |
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20 空間分析におけるスケール |
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20.1 2つの空間スケール問題 20.2 空間分析単位の問題 20.3 ローカル・グローバル問題 |
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21 視覚的伝達 |
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21.1 ビジュアリゼーションとは 21.2 空間情報の視覚化の起こり 21.3 視覚的伝達の意義 21.4 視覚的伝達方法の類型化 21.5 錯視(オプティカル・イルージョン) 21.6 視覚的分析 |
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22 地図の表現モデル |
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22.1 表現モデル 22.2 主題図の表現方法 |
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23 地図のデザイン |
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23.1 表示範囲 23.2 背景図 23.3 地図記号の体系化 23.4 地図の整飾とレイアウト 23.5 出力図の作成 |
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24 双方向環境のマッピング |
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24.1 地図の利用とマッピング環境 24.2 ウェブマッピング 24.3 ユビキタスマッピング 24.4 バーチャルマップ 24.5 ユビキタス空間情報社会の展望と課題 |
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25 GISの社会貢献 |
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25.1 地図自動作成と施設管理 25.2 空間意思決定支援システム 25.3 位置情報サービス |
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26 参加型GISと社会貢献 |
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26.1 GISのSの意味 26.2 社会貢献としてのクライシスマッピング 26.3 ハイチ地震での現地活動への貢献 26.4 東日本大震災での取り組み 26.5 東日本大震災以降の動き 26.6 クライシスマッピングの特徴 26.7 市民による参加型GISからGeoDesignへ 26.8 まとめ |
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27 空間データの流通と共用 |
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27.1 空間データ基盤の開発と実践 27.2 流通と共用のための空間データ 27.3 空間データの流通・共用と法制度 |
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28 組織におけるGISの導入と運用 |
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28.1 導入に向けた計画づくり 28.2 GISの設計,実装 28.3 地理空間情報データの整備 28.4 GISの運用,人材育成 28.5 地域課題の解決に向けて |
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29 GISと教育・人材育成 |
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29.1 学校教育とGIS 29.2 社会におけるGISと教育 29.3 GISの普及を支える学協会 |
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30 GISと未来社会 |
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30.1 高度情報通信ネットワーク 30.2 クラウドセンシングと参加型センシング 30.3 高度地理空間情報社会 |