タイトルコード |
1000100707042 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
『金瓶梅』の構想とその受容 |
書名ヨミ |
キンペイバイ ノ コウソウ ト ソノ ジュヨウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
川島 優子/著
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著者名ヨミ |
カワシマ ユウコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
研文出版
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出版年月 |
2019.2 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-87636-443-5 |
ISBN |
4-87636-443-5 |
数量 |
306,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
923.5
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件名 |
金瓶梅
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内容紹介 |
詳細な描写を「金瓶梅」最大の特徴ととらえ、描写に注目することで作品の構想と、その受容の在り方を検討。また、江戸時代にやってきた「金瓶梅」が日本人にどのように読まれたのか、資料を用いて考察する。 |
目次タイトル |
序章 |
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一 『金瓶梅』の出現 二 袁宏道の評価 三 本書の構成 |
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第一部 『金瓶梅』の構想 |
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第一章 『金瓶梅』の構想 |
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はじめに 一 『水滸伝』と『金瓶梅』の構成 二 両書の関係 三 「英雄」から「淫婦」への視点の転換 小結 |
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第二章 潘金蓮論 |
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はじめに 一 歓びの性 二 焦りの性 三 歪んだ性 小結 |
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第三章 呉月娘論 |
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はじめに 一 罵語の使用状況 二 呉月雪の罵語 三 罵語の背景 四 呉月娘に対する後世の批評 小結 |
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第四章 孟玉楼と呉月娘 |
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はじめに 一 ある日の夫人たち 二 呉月娘のよそおい 三 孟玉楼の紅い靴 小結 |
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第五章 李瓶児論 |
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はじめに 一 李瓶児描写に見られる一貫性の欠如 二 三人の李瓶児 三 李瓶児の役割 小結 |
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第六章 『金瓶梅』の発想 |
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はじめに 一 「畫」について 二 画かれた人々 三 容与堂本李卓吾批評の視点 四 容与堂本と『金瓶梅』 小結 |
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第二部 江戸時代の『金瓶梅』 |
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第七章 江戸時代における『金瓶梅』の受容 |
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第一節 辞書、随筆、洒落本を中心として はじめに 一 『金瓶梅』の日本伝来 二 辞書、随筆、洒落本に見られる『金瓶梅』 小結 第二節 曲亭馬琴の記述を中心として はじめに 一 『新編金瓶梅』第一集刊行以前 二 『新編金瓶梅』第二集刊行の前後 三 その後 小結 |
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第八章 白話小説の読まれ方 |
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はじめに 一 玉里本について 二 『金瓶梅』はどう読まれたか 小結 |
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第九章 「資料」としての『金瓶梅』 |
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はじめに 一 「玉里本」について 二 『金瓶梅』読書会の時期 三 「玉里本」誕生の背景 四 高階正巽について 五 実用的価値を持つ「資料」としての『金瓶梅』 小結 |
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終章 |