タイトルコード |
1000100285501 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
学術研究と文学創作の分化 |
書名ヨミ |
ガクジュツ ケンキュウ ト ブンガク ソウサク ノ ブンカ |
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18世紀後半イギリスの古詩編集 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
三原 穂/著
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著者名ヨミ |
ミハラ ミノル |
出版地 |
東京 |
出版者 |
音羽書房鶴見書店
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出版年月 |
2015.6 |
本体価格 |
¥2400 |
ISBN |
978-4-7553-0286-2 |
ISBN |
4-7553-0286-2 |
数量 |
5,161p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
931.6
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件名 |
詩(イギリス)-歴史
アングロサクソン語
中世英語
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注記 |
文献:p135〜151 |
内容紹介 |
編集の結果生み出されるものが、編集者の編集の目的いかんで、想像的文学創作になるか、それとも単なる事実の提示になるかが決まる。事実と虚構との間で葛藤することになる18世紀後半イギリスの古詩編集者について考察する。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1章 シェンストンとパーシー-一般読者の審美眼と感受性 |
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序 シェンストンの古詩編集に関する助言 一般読者への配慮 シェンストンによるマクファーソンの高評価 パーシーのマクファーソンへのまなざし |
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第2章 マクファーソンの古詩編集-口承歌から創作作品へ |
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序 オシアン詩群 オシアン詩翻訳の背景 ジョンソンのスコットランド紀行 口頭伝承の精神的復興 |
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第3章 オシアン詩翻訳の特徴-境界の消滅 |
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序 自然と人間の一体化 死者の亡霊 死後の名声と鎮魂と吟遊詩人 語り手の境界 |
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第4章 マクファーソンのパーシーへの影響-ケルト文化に対するチュートン的反応 |
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序 霊的経験とオシアン詩への愛着 北部地方に関する共有された考え チュートン系吟遊詩人の独自性 チュートン系吟遊詩人の系譜 |
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第5章 パーシーの古詩編集-編集者から原著者への越境 |
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序 フォリオ写本という歴史的遺物 パーシーによる吟遊詩人の振る舞い チュートン系詩的伝統の復興 もう1つの歴史の再生 古代人の想像力の蘇生 |
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第6章 パーシーとリトソン-虚構と事実の対立 |
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序 リトソンとパーシーの編集方針の違い 『英語歌謡選集』 『民衆古謡集』 『ヘンリー3世の時代から革命期までの古謡集』と『古英韻文ロマンス』 エヴァンズの古詩編集 古人になりかわる少年 |
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第7章 ローリー詩真贋論争-literatureの両義性 |
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序 ティリットによるチョーサーの歴史的理解 ウォートンによるスペンサーの歴史的理解 マローンによるシェイクスピアの歴史的批評 ティリットのローリー詩偽物説 ウォートンのローリー詩に対する疑惑 マローンによるローリー詩の真贋判定 パーシーのローリー詩真贋論争へのさきがけ 事実と虚構の分離 |
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結論 |