タイトルコード |
1000101053738 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
獲得と臨床の音韻論 |
書名ヨミ |
カクトク ト リンショウ ノ オンインロン |
叢書名 |
ひつじ研究叢書
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叢書番号 |
言語編第195巻 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
上田 功/著
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著者名ヨミ |
ウエダ イサオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
ひつじ書房
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出版年月 |
2023.2 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-8234-1177-9 |
ISBN |
4-8234-1177-9 |
数量 |
8,154p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
801.1
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件名 |
音韻学
言語発達
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注記 |
文献:p141〜149 |
内容紹介 |
幼児の言語音獲得のいくつかの問題を、音韻論の立場からアプローチ。音韻理論が幼児の音獲得においてこれまで解決されていなかった問題に対して、合理的な説明を与えることを、音韻理論の発展を辿りながら論じる。 |
著者紹介 |
大阪外国語大学大学院修了、京都大学博士(文学)。名古屋外国語大学教授・大阪大学大学院連合小児発達学研究科招聘教授・大阪大学名誉教授。 |
目次タイトル |
第1章 序論 |
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1.1 はじめに 1.2 誤構音の規則性 1.3 関連する音韻現象 1.4 第1章のまとめ |
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第2章 初期の音韻理論による音韻獲得の分析 |
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2.1 はじめに 2.2 初期生成音韻論 2.3 初期生成音韻論に基づく研究の問題点 2.4 自然音韻論に基づく音韻過程分析 2.5 基底表示決定の問題と制約の導入 2.6 派生時代の制約の問題点 2.7 第2章のまとめ |
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第3章 より合理的な説明を求めて音韻理論の発展と獲得研究 |
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3.1 はじめに 3.2 階層的素性表示と軟口蓋音の獲得 3.3 素性不完全指定と調音位置の同化 3.4 目標音に対する異なる音韻知識 3.5 素性の不完全指定と疑似指定 3.6 第3章のまとめ |
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第4章 基底の素性指定と語彙拡散による音韻変化 |
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4.1 はじめに 4.2 語彙拡散による音素分離 4.3 3つの素性不完全指定理論 4.4 もうひとつのタイプと個人変異 4.5 歴史的音韻変化と方言分布 4.6 第4章のまとめ |
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第5章 音獲得順序のパラドクス |
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5.1 はじめに 5.2 音素分離と弁別素性 5.3 素性獲得の含意法則 5.4 依存音韻論による分析 5.5 音獲得の性格 5.6 第5章のまとめ |
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第6章 継続性のある音韻体系の記述を求めて最適性理論 |
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6.1 はじめに 6.2 制約のランキングと獲得過程 6.3 最適性理論による獲得の類型化 6.4 音韻獲得の機能的側面 6.5 音韻獲得の形式面と機能面の関係 6.6 第6章のまとめ |
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第7章 音韻理論が明らかにする臨床例の隠された問題 |
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7.1 はじめに 7.2 誤構音の原因 7.3 ラ行音障害再考2つのタイプの臨床的事実の理論的考察 7.4 第7章のまとめ |
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第8章 まとめと今後の展望 |
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8.1 音韻論と獲得・障害 8.2 今後の展望 8.3 音声学的な視点 |