タイトルコード |
1000100303127 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ヘーゲル法哲学が目指したもの |
書名ヨミ |
ヘーゲル ホウテツガク ガ メザシタ モノ |
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<体系としての人倫>・自由・国家 |
叢書名 |
西洋思想叢書
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石井 基博/著
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著者名ヨミ |
イシイ モトヒロ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
晃洋書房
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出版年月 |
2015.7 |
本体価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-7710-2596-7 |
ISBN |
4-7710-2596-7 |
数量 |
15,231,18p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
321.1
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件名 |
法哲学
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個人件名 |
Hegel Georg Wilhelm Friedrich |
注記 |
文献:巻末p13〜18 |
内容紹介 |
<人倫理論>という法哲学体系を提示したヘーゲル。ヘーゲル法哲学と内在的に連関し理論的中核となる「人倫的」共同体論、「近代国家」論、自由論の3つのテーマを発展史的・体系論的な観点から論究し、その本質に迫る。 |
著者紹介 |
1959年三重県生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。同志社大学・同志社女子大学嘱託講師。 |
目次タイトル |
序章 人倫理論の特異性と法哲学 |
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第一節 問題の所在と本書の目的 第二節 アプローチの方法と本書の構成 |
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第Ⅰ部 <体系としての人倫>の形成 |
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第一章 フィヒテの『自然法の基礎』における法(権利)と自由 |
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第一節 序論 第二節 『自然法の基礎』の原理と方法 第三節 フィヒテの「促し」の理論 第四節 フィヒテにおける承認の論理構造 第五節 「相互承認」から「法(権利)関係」へ 第六節 「法(権利)」と「自由」 |
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第二章 「人倫の体系」における自然、経済、国家 |
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第一節 序論 第二節 「人倫の体系」の発展史的位置と方法論 第三節 「人倫の体系」における「自然的人倫」 第四節 「人倫の体系」における経済的諸活動の検討 第五節 経済社会と国家 |
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第Ⅱ部 <体系としての人倫>の展開 |
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第三章 『精神現象学』における自己意識と承認 |
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第一節 序論 第二節 自己意識論 第三節 ヘーゲルにおける承認の論理構造 第四節 自己意識の完成態としての「絶対的精神」 |
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第四章 『精神現象学』における道徳性と相互承認 |
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第一節 序論 第二節 『精神現象学』における良心論 第三節 「良心」概念の再検討 第四節 「告白」と「赦し」の弁証法 第五節 道徳的共同態の動態としての「相互承認」 |
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第Ⅲ部 <体系としての人倫>の完成 |
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第五章 『法の哲学』における「道徳性」批判 |
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第一節 序論 第二節 「善」と「良心」との「相関-構造」論 第三節 「善」における普遍態と特殊態との「相関」 第四節 「良心」における特殊態と普遍態との「相関」 第五節 「相関-構造」の「絶対的同一性」 |
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第六章 『法の哲学』における人倫概念の生成の弁証法 |
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第一節 序論 第二節 『論理学』における自由概念 第三節 「絶対的相関」と、「善」と「良心」の「相関関係」との内在的な連関について 第四節 人倫と実践的自由 |
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第七章 『法の哲学』における「市民社会」の弁証法 |
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第一節 序論 第二節 家族論 第三節 市民社会論 第四節 「欲求の体系」の内的必然的構造 第五節 「司法活動」の限界 第六節 「内務行政と職業団体」 |
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第八章 『法の哲学』の基本構造 |
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第一節 序論 第二節 「自由な意志」の発展段階 第三節 近代自然法(理性法)理論の哲学史的経緯 第四節 二つの規範体系(思想原理) 第五節 『法の哲学』の基本構造 |
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第九章 『法の哲学』における近代国家論 |
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第一節 序論 第二節 「主体的自由」と「政治的かつ人倫的」共同体 第三節 「国家主権」と<体系としての人倫> |
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結論 <体系としての人倫>・自由・国家 |