タイトルコード |
1000100309822 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ユダヤ教徒に見る生き残り戦略 |
書名ヨミ |
ユダヤ キョウト ニ ミル イキノコリ センリャク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
嶋田 英晴/著
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著者名ヨミ |
シマダ ヒデハル |
出版地 |
京都 |
出版者 |
晃洋書房
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出版年月 |
2015.8 |
本体価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-7710-2652-0 |
ISBN |
4-7710-2652-0 |
数量 |
6,183,7p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
199
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件名 |
ユダヤ教-歴史
ユダヤ人-歴史
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注記 |
文献:巻末p1〜7 |
内容紹介 |
神に選ばれた民として生きるユダヤ教徒。周辺諸国や他宗教との軋轢から民族絶滅を招きかねないその姿勢にもかかわらず、彼らは生き残った。その背景にある戦略・戦術を中世イスラーム世界の具体的歴史状況を取り上げ解明する。 |
著者紹介 |
1970年タイ生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。國學院大學神道文化学部非常勤講師。 |
目次タイトル |
序章 ユダヤ史の捉え方 |
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第一節 トインビーの「ユダヤ・モデル」とゴイテイン 第二節 ゴイテインの生い立ち 第三節 ゴイテインの代表作 第四節 ユダヤ教徒に見る生き残り戦略の理論的説明 第五節 イスラーム圏のユダヤ教徒について 第六節 時代背景 第七節 学説史 第八節 史料の性格 |
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第一章 イラクを中心としたラビ・ユダヤ教中央集権体制の衰退 |
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第一節 バビロニアのラビ・ユダヤ教中央集権体制について 第二節 イスラーム圏におけるイラクのユダヤ教社会の地位 第三節 ガオンとレーシュ・ガルータ 第四節 外的要因 第五節 内的要因 第六節 ユダヤ教徒のジャフバズの役割 おわりに |
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第二章 西イスラーム圏におけるユダヤ教共同体の繁栄 |
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第一節 後ウマイヤ朝下のアンダルス 第二節 ファーティマ朝下のマグリブ 第三節 公式な協同事業 第四節 非公式な協同事業 第五節 パレスチナのイェシヴァ 第六節 中世の地中海交易で取引された商品 おわりに |
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第三章 エジプトへのユダヤ教徒の移住 |
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第一節 ファーティマ朝によるエジプト征服前後から一一世紀初頭まで 第二節 カリフ=ハーキムのズィンミー迫害から一一世紀半ばまで おわりに |
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第四章 地中海におけるユダヤ教徒の国際交易ネットワーク |
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第一節 トゥスタリー家 第二節 ターヘルティー家 第三節 イブン・アウカル家 第四節 ナフライ・ベン・ニッスィームの一族 おわりに |
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第五章 一二世紀の政治宗教的危機とその克服 |
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第一節 イエメンのユダヤ教徒 第二節 イエメンのユダヤ教社会 第三節 危機の時代とマイモニデス 第四節 マイモニデスの『イエメンへの書簡』の見解 おわりに |
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終章 「生き残り戦略」とは何だったのか? |
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補遺 |