タイトルコード |
1000100318431 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
国家とグローバル金融 |
書名ヨミ |
コッカ ト グローバル キンユウ |
叢書名 |
サピエンティア
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叢書番号 |
41 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
エリック・ヘライナー/著
矢野 修一/訳
柴田 茂紀/訳
参川 城穂/訳
山川 俊和/訳
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著者名ヨミ |
エリック ヘライナー ヤノ シュウイチ シバタ シゲキ ミカワ クニオ ヤマカワ トシカズ |
著者名原綴 |
Helleiner Eric |
出版地 |
東京 |
出版者 |
法政大学出版局
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出版年月 |
2015.9 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-588-60341-9 |
ISBN |
4-588-60341-9 |
数量 |
10,312,46p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
338.9
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件名 |
国際金融-歴史
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注記 |
原タイトル:States and the reemergence of global finance |
注記 |
文献:巻末p16〜46 |
内容紹介 |
世界恐慌からブレトン・ウッズ体制期を経て新自由主義時代へ。金融市場のグローバル化を経済成長と技術革新の必然的帰結とみなす議論に異を唱え、国際経済における国家の「行動」と「選択」の重要性を指摘する。 |
著者紹介 |
1963年生まれ。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)にてPh.D.取得。カナダ・ウォータールー大学人文学部、同大学院バルシリー・スクール国際政治経済学講座主任教授。 |
目次タイトル |
第一章 問題意識 |
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第一節 ブレトン・ウッズの制限的金融秩序 第二節 金融のグローバル化はなぜ起こったか 第三節 国家はグローバル化においてどのような役割を演じたのか 第四節 国家はなぜグローバル化を支持したのか 第五節 国家行動はなぜ貿易と金融で非常に異なったのか |
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第Ⅰ部 ブレトン・ウッズの制限的金融秩序 |
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第二章 ブレトン・ウッズ体制と資本規制の承認 |
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第一節 一九三一年以後の国際金融 第二節 初期のケインズ案・ホワイト案 第三節 ニューヨークの銀行家からの反発 第四節 初期草案に対する若干の修正 |
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第三章 根強い警戒 |
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第一節 資本逃避とキー・カレンシー構想の失敗 第二節 相殺融資としてのマーシャル・プラン援助 第三節 挺子としての対外援助か 第四節 ドルとの交換性回復に向けたヨーロッパの慎重な動き 第五節 日本における交換性回復への緩慢で限定的な動き |
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第Ⅱ部 グローバル金融の復活 |
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第四章 ユーロ市場への支持 |
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第一節 ユーロ市場へのイギリスの支持 第二節 アメリカがユーロ市場を支持する二つの理由 第三節 開放性拡大への対処 |
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第五章 金融協力の失敗 |
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第一節 協調的資本規制とアメリカの反発 第二節 アメリカの新たな金融自由主義 |
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第六章 四つのターニング・ポイント |
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第一節 イギリスにおける一国ケインズ主義の終焉 第二節 ヴォルカー・シフト 第三節 ユーロ市場規制へのFRBの主体的取組み 第四節 フランスにおけるミッテランのUターン |
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第七章 金融自由化への転換 |
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第一節 三大金融センターにおける政治 第二節 主要な金融センター以外での自由化 |
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第八章 国際金融危機への対処 |
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第一節 一九七四年の国際銀行危機 第二節 一九八二年の国際債務危機 第三節 一九八七年の株式市場の暴落 |
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第Ⅲ部 結論 |
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第九章 貿易の管理と金融の自由化 |
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第一節 集合行為の異なる力学 第二節 中央銀行当局者 第三節 貿易・金融面における国家のパワーと関心の違い 第四節 国内政治における金融自由化問題への低い注目度 第五節 自由な貿易と自由な金融取引 |