タイトルコード |
1000100326421 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
世界史のなかの台湾植民地支配 |
書名ヨミ |
セカイシ ノ ナカ ノ タイワン ショクミンチ シハイ |
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台南長老教中学校からの視座 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
駒込 武/著
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著者名ヨミ |
コマゴメ タケシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩波書店
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出版年月 |
2015.10 |
本体価格 |
¥15000 |
ISBN |
978-4-00-061073-5 |
ISBN |
4-00-061073-5 |
数量 |
16,711,166p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
372.224
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件名 |
台湾-教育
台湾-歴史-日本統治時代
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内容紹介 |
1885年、英国の宣教師が台湾に設立した台南長老教中学校。植民地台湾で芽生えた自治的な空間形成の夢をつぶさに追い、複雑に交錯する諸帝国主義の暴力性を、グローバルな全体像において明らかにする。 |
著者紹介 |
1962年東京生まれ。京都大学大学院教育学研究科教授。専門は、教育史・台湾近現代史。著書に「植民地帝国日本の文化統合」など。 |
目次タイトル |
序章 |
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第Ⅰ部 台湾植民地化の過程 |
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第一章 大英帝国からの使者 |
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第一節 イングランド長老教会の起源 第二節 ヴィクトリア朝の「成り上がり者」 第三節 台湾宣教の始まり おわりに |
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第二章 「軽蔑された帝国」の担い手 |
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第一節 「ワン・オブ・ザ・マセソン・ボーイズ」 第二節 台湾の軍事占領と日英関係の軋み 第三節 帝国の「共存共栄」 おわりに |
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第三章 「番仔教」を奉じる人びと |
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第一節 清朝の「棄地遺民」 第二節 台湾基督長老教会の信徒たち おわりに |
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◆第Ⅰ部小括 |
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第Ⅱ部 「台湾人」という主体 |
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第四章 台南長老教中学校の変貌 |
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第一節 「開化文明」のための教育 第二節 台湾人による中学校設立運動の展開 第三節 台南長老教中学校の普通教育機関化 おわりに |
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第四章補論 第一次台湾教育令における私立学校の位置 |
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第一節 私立学校排除条項の制定過程 第二節 私立学校をとりまく状況 おわりに |
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第五章 抗日運動のなかの台南長老教中学 |
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第一節 第二次台湾教育令と私立学校規則 第二節 「台湾人本位の教育」を求めて 第三節 「優勝劣敗」への懐疑 おわりに |
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第六章 林茂生における「公教育」構想 |
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第一節 台湾における教育の歴史と現在への問い 第二節 教育研究と帝国主義 おわりに |
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◆第Ⅱ部小括 |
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第Ⅲ部 全体主義の帝国 |
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第七章 上智大学・大島高等女学校排撃運動の波紋 |
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第一節 内地キリスト教界との連絡 第二節 軍部によるキリスト教系学校への圧力 第三節 台南長老教中学における「不幸な分断」 おわりに |
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第八章 台南長老教中学排撃運動 |
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第一節 「非国民を膺懲せよ」 第二節 排撃における重層的主体 第三節 「激しい憎しみの嵐」の爪痕 おわりに |
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第九章 淡水中学排撃運動 |
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第一節 台湾軍が「山を下りる」とき 第二節 「大英帝国立淡水中学」 第三節 戦時総動員体制への組み込み おわりに |
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第一〇章 崇実学校・同志社排撃運動への波及 |
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第一節 朝鮮における崇実学校等排撃運動 第二節 同志社排撃運動と内地キリスト教界 第三節 「国家神道」をめぐる宣教師の視線 おわりに |
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◆第Ⅲ部小括 |
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終章 |