タイトルコード |
1000100341703 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
コンピュータ・アートの創生 |
書名ヨミ |
コンピュータ アート ノ ソウセイ |
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CTGの軌跡と思想1966-1969 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
大泉 和文/著
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著者名ヨミ |
オオイズミ カズフミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
NTT出版
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出版年月 |
2015.12 |
本体価格 |
¥5600 |
ISBN |
978-4-7571-0361-0 |
ISBN |
4-7571-0361-0 |
数量 |
3,414p 図版16p |
大きさ |
26cm |
分類記号 |
702.07
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件名 |
コンピュータ アート-歴史
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注記 |
CTG年譜:p363〜365 文献:p366〜402 |
内容紹介 |
1960年代後半、コンピュータ・アートの世界的な最前線を駆け抜けたグループ「CTG」。その軌跡を詳細に追い、その全作品を検証。メンバーのバックグラウンドや彼らの活動を可能にした時代背景も詳述する。 |
著者紹介 |
筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了。美術家。中京大学工学部教授。博士(メディア科学)。芸術科学会、日本映像学会会員。 |
目次タイトル |
序論 |
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1.研究の背景 2.CTGの概要 3.CTGに関する既往研究および展覧会について 4.本書の位置づけ 5.本書の目的および意義 6.資料および研究の方法 7.本書の構成 注 |
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第1章 CTG結成まで |
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1-1.CTGメンバーの概要 1-2.藤田組学生重役会-槌屋と幸村の出会い 1-3.渡辺茂研究室とC.B.A. 1-4.IBM学生懸賞論文応募とCTG結成 第1章のまとめ 注 |
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第2章 CTG活動史1966-1969年 |
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2-1.日本宣伝美術会応募と《Kennedy》シリーズ 2-2.『岩波講座基礎工学』表紙CG 2-3.シンポジウム「電子計算機と芸術」の開催 2-4.「第1回コンピュータ・アート・コンテスト」 CTG前期(1967年度)のまとめ 2-5.「Cybernetic Serendipity」展 2-6.『入門・コンピュータ』(旺文社新書)の出版 2-7.『Computers and Automation』主催「The 6th annual computer art contest」入選 2-8.「現代美術の動向」展 2-9.「コンピュータ・アート展“電子によるメディア変換”」 2-10.「メカニカル・デザイン」展 2-11.「第14回毎日産業デザイン賞」ノミネート CTG中期(1968年度)のまとめ 2-12.「国際サイテックアート展“ELECTROMAGICA '69”」 2-13.「第6回パリ青年ビエンナーレ」 2-14.「Computer‐Kunst On the Eve of Tomorrow」展 2-15.「第35回ベネツィア・ビエンナーレ」 CTG後期(1969年度)のまとめ 2-16.テキスト作品とその他の活動 注 |
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第3章 CTG解体と「eve of mass computication-コンピュータによる映像の可能性をさぐる-コンピュータ・フィルムを集めて」 |
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3-1.CGアニメーションの制作 3-2.3つのコンピュータ・アニメーション概要 《Computer Movie no.2》解析絵コンテ 《Computer+Something》解析絵コンテ 3-3.CGアニメーションの考察 3-4.作品上映とCTG解体イヴェント 第3章のまとめ 注 |
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第4章 代表的4作品の再現によるアルゴリズムの解明 |
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4-1.再現対象とした作品について 4-2.使用したプログラム言語について 4-3.《Kennedy》シリーズの再現 4-4.《Running Cola is Africa!》の再現 4-5.《Deformation of Sharaku》の再現 4-6.《Return to a square(a),(b)》の再現 4-7.作品再現を踏まえての考察 第4章のまとめ 注 |
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第5章 結論 |
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1.CTGの目指したもの 2.CTGが実現できたこと 3.CTGがやり残したこと(実現できなかったこと) 4.CTG批判を超えて-果たしてCTGは早すぎたのか 5.メディア・アートから「メディア」の冠を外すとき 最後に 注 |
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資料編 |
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A.シンポジウム「電子計算機と芸術」 B.「Cybernetic Serendipity」展作品および資料 C.《APM No.1》コントロール・ユニット資料(CTG柿崎純一郎氏によるリバース・エンジニアリング報告) D.John H.Whitney“Experiments in Motion Graphics…”テキスト E.CTG作品リスト F.CTG年譜 |