タイトルコード |
1000100365205 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近代アジア市場と朝鮮 |
書名ヨミ |
キンダイ アジア シジョウ ト チョウセン |
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開港・華商・帝国 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石川 亮太/著
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著者名ヨミ |
イシカワ リョウタ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
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出版年月 |
2016.2 |
本体価格 |
¥7200 |
ISBN |
978-4-8158-0832-7 |
ISBN |
4-8158-0832-7 |
数量 |
9,525,31p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
678.221
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件名 |
朝鮮-貿易-歴史
朝鮮-歴史-李朝時代
中国人(朝鮮在留)-歴史
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注記 |
文献:巻末p16〜31 |
内容紹介 |
中国・日本に続く朝鮮開港はアジア経済にいかなるインパクトを与えたのか。いち早く開港場ネットワークを作り上げた華商の重要性を新たな資料から浮き彫りにし、在来経済との関係、植民地化の過程にも新たな光をなげかける。 |
著者紹介 |
1974年静岡県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。佐賀大学経済学部准教授等を経て、立命館大学経営学部教授、博士(文学)。 |
目次タイトル |
序章 近代アジア市場の中の朝鮮開港 |
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一 開港期国際商業への視角 二 華人の広域活動の中の朝鮮 三 朝鮮における華人の活動と清朝 四 本書のアプローチと構成 |
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第Ⅰ部 朝鮮開港と華商ネットワークの延伸 |
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第1章 開港場をめぐる移動と制度の相克 |
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一 釜山開港と日本居留地の設置 二 徳興号事件と清国居留地の成立 三 日本側の対応 |
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第2章 在朝日本人商人と華商からの「自立」 |
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一 朝鮮開港直後の俵物海産物 二 日本人通漁と生産・流通構造の変化 三 釜山日本人商人による直輸出活動 四 日清戦争後における生産・流通構造 |
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第3章 伝統的陸路貿易の連続と再編 |
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一 招商局借款と裕増祥手形 二 開港期の紅蔘管理体制と「国王の紅蔘」 三 陸路国境貿易における変化と商人の対応 |
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第4章 華商の対朝鮮人取引と紛争処理 |
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一 史料の性格 二 ソウルにおける訴訟手続きの概要 三 華商・朝鮮人商人間の取引形態 四 紛争の契機とその処理 |
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第Ⅱ部 朝鮮華商の貿易と多角的ネットワーク |
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第5章 同順泰の創設とネットワーク形成 |
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一 譚傑生の朝鮮渡航と同順泰の設立 二 譚傑生をめぐる人脈と同順泰の取引関係、組織 三 設立当初の朝鮮人商人との関係 |
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第6章 同順泰の対上海貿易と決済システム |
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一 同順泰の輸入貿易 二 同順泰の輸出貿易 三 同泰号・同順泰間の決済と貸借関係 四 華商間競争におけるネットワークの機能 |
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第7章 同順泰の内地通商活動とその背景 |
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一 内地への店員派遣と輸出品の買い付け 二 輸出品買い付けの経営上の意義 三 朝鮮の在来商業体制と内地通商 |
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第8章 深化する日朝関係への対応 |
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一 日清戦争への対応と模索 二 日清戦後の貿易活動 三 内地通商の展開と米の買い付け 四 同順泰の上海送金と日朝関係 |
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補論 同順泰文書について |
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一 『同泰来信』について 二 『同順泰往復文書』について 三 『進口各貨艙口単』『甲午年各準来貨置本単』『乙未来貨置本』『同順泰宝号記』について |
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第Ⅲ部 帝国への包摂・帝国からの漏出 |
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第9章 近代アジア市場の中の朝鮮地方経済 |
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一 咸鏡地方の地理条件と対ロシア関係 二 ルーブル紙幣の流入と元山華商 三 満洲におけるルーブル紙幣の流通 四 露清銀行によるルーブル紙幣の買い取り 五 地方経済の中のルーブル紙幣 六 朝鮮の植民地化とルーブル紙幣の終焉 |
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第10章 日本の満洲通貨政策の形成と対上海関係 |
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一 日露戦争軍票の制度的概観 二 満洲での軍票散布と営口への集中 三 軍票による上海送金と金銀関係 四 上海向け為替取組の開始 五 軍票をめぐる広域的投機と朝鮮 六 軍票政策の終局 |
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第11章 植民地化前後の朝鮮華商と上海送金 |
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一 日露戦争後の華人社会と華商 二 対中国貿易と華商の取引・決済方法 三 辛亥革命への朝鮮華商の対応 四 朝鮮の流通・金融に及ぼした影響 |
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第12章 一九一〇年代の間島における通貨流通システム |
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一 第一次大戦前の間島における通貨流通 二 第一次大戦期の朝鮮銀行券流入と地方経済 |
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終章 朝鮮開港期の歴史的位相 |