タイトルコード |
1000100811449 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近代天皇制と東京 |
書名ヨミ |
キンダイ テンノウセイ ト トウキョウ |
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儀礼空間からみた都市・建築史 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
長谷川 香/著
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著者名ヨミ |
ハセガワ カオリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2020.6 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-13-066861-3 |
ISBN |
4-13-066861-3 |
数量 |
15,379,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
213.61
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件名 |
東京都-歴史
天皇制
有職故実
建築-日本
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内容紹介 |
東京奠都以降の国家と天皇にかかわる儀礼空間を、式場建築・敷地・行幸啓経路を一体としてとらえ、その全体像を明らかにする。近代天皇制による「土地の記憶」を読み解く東京論。 |
著者紹介 |
1985年東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。東京理科大学理工学部建築学科助教、博士(工学)、一級建築士。 |
目次タイトル |
序章 帝都・東京と儀礼 |
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一 近代天皇制における儀礼の意義 二 近代天皇制と帝都の形成 三 都市的観点からみる東京の儀礼空間 四 建築的観点からみる東京の儀礼空間 五 本書の目的 |
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第一章 儀礼の全体像とその分類 |
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一 近代の典憲体制における儀礼と行幸啓 二 儀礼と都市との関係性 三 都市を舞台とする儀礼の範囲 |
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第二章 祝賀儀礼と都市 |
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一 各儀礼の会場と行幸啓経路 二 祝賀儀礼の都市的拡がりの変遷 三 おわりに-宮中、政府と市民の意向 |
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第三章 祝賀儀礼の建築 |
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一 各儀礼の次第と会場計画 二 式殿を中心とした会場計画の成立と標準化 三 「御殿風」様式のイメージ 四 おわりに-儀礼の都市的拡がりと会場計画の関係性 |
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第四章 大喪儀 |
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一 東京市西部の整備 二 各大喪儀の敷地と葬送経路、式場計画 三 大喪儀の儀礼空間の変遷 四 おわりに-「霊域」としての記念性 |
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第五章 軍事儀礼 |
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一 練兵場、宮城前広場の整備 二 観兵式の概要と時代区分 三 式の次第と敷地の利用形態 四 行幸啓経路 五 観兵式における儀礼空間の特質 六 おわりに-軍都・東京と練兵場 |
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第六章 明治神宮外苑造営前史における空間構造の変遷 |
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一 軍事儀礼と周辺整備-明治中期から大正初期 二 日本大博覧会構想-明治四〇年代 三 明治天皇大喪儀-大正元年 四 明治神宮造営-大正期 五 儀礼空間としての利用と空間構造の変遷 六 おわりに-明治神宮外苑における「土地の記憶」 |
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結章 近代天皇制と都市・建築 |
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一 祝賀儀礼・大喪儀・軍事儀礼の都市的拡がりとその変遷 二 儀礼空間の創出と「土地の記憶」の形成 三 今後の課題と展望 四 おわりに-「土地の記憶」の継承 |
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附録 儀礼一覧 |