タイトルコード |
1000100474356 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
帝国日本の気象観測ネットワーク 3 |
巻次(漢字) |
3 |
書名ヨミ |
テイコク ニホン ノ キショウ カンソク ネットワーク |
各巻書名 |
水路部・海軍気象部 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
山本 晴彦/著
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著者名ヨミ |
ヤマモト ハルヒコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
農林統計出版
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出版年月 |
2017.1 |
本体価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-89732-360-2 |
ISBN |
4-89732-360-2 |
数量 |
10,589p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
451.2
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件名 |
気象観測-歴史
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各巻件名 |
水路部 |
注記 |
文献:章末 海軍における気象業務略表:p580〜581 |
内容紹介 |
戦前・戦中期に展開された、帝国日本の気象観測ネットワークに大きな役割を果たした、水路部および海軍気象部の展開と組織について、詳細な資料をもとに分析。複雑であった人員育成と業務展開の実情を明らかにする。 |
著者紹介 |
1957年京都市生まれ。山口大学農学部卒業。農林水産省入省、九州農業試験場を経て、山口大学大学院創成科学研究科教授。博士(農学)九州大学。日本自然災害学会評議員等を務める。 |
目次タイトル |
序章 課題と方法 |
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第1章 水路部の創設と気象観測の実施 |
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1 水路部の創設 2 水路部における気象観測の開始 3 水路部における組織の変遷 注および参考文献 |
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第2章 鎮守府における気象観測 |
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1 鎮守府における望楼の開設 2 横須賀鎮守府気象観測所 3 呉鎮守府気象観測所 4 佐世保鎮守府気象観測所 5 第四艦隊事件 参考文献 |
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第3章 海軍航空隊における気象業務 |
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1 海軍航空術研究委員会の設置と追浜飛行場の整備 2 霞ケ浦海軍航空隊 3 横須賀海軍航空隊 4 佐世保海軍航空隊 5 海軍航空廠 6 戦中期における航空戦隊での気象業務 参考文献 |
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第4章 海軍における気象要員の養成 |
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1 海軍大学校選科学生と海軍航海学校気象専攻学生 2 海軍航海学校における気象要員の養成 3 海軍航海学校の気象術練習生制度と分校の設置 4 技術系文官の採用 参考文献 |
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第5章 水路部における気象業務の拡充 |
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1 水路部の組織と業務 2 水路部における気象業務の実施 3 水路部における第五課の新設と気象業務の拡充 4 企画院気象協議会の設立と測候所の国営移管 5 第三部の新設 参考文献 |
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第6章 気象観測所の開設と展開 |
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1 艦船による気象・海象の観測 2 千島列島・樺太における気象観測の開設と展開 3 幌筵気象観測所 4 占守島における気象観測 5 南洋諸島における気象観測所の開設と展開 6 移動観測班による気象観測 参考文献 |
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第7章 海軍気象部の特設,独立と終焉 |
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1 海軍気象部の特設 2 海軍気象部の独立 3 海軍気象部における本部と分室の移転 4 海軍気象部における予算と執行 5 陸海軍気象委員会の設置 参考文献 |
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第8章 特設気象隊の創設と展開 |
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1 上海気象観測所の設置と展開 2 特設海軍気象隊の開設 3 戦中期における特設気象隊の組織構成と要員配置 4 特設気象隊の概要 5 海軍における気象無線放送 注および参考文献 |
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第9章 水路部修技所と海軍気象学校の設立と展開 |
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1 水路部の要員教育と水路部修技所の設立 2 『水路部修技所案内』 3 水路部気象修技所・海軍気象部修技所 4 海軍気象学校の開校と閉鎖 5 戦中期における気象要員養成の変遷 注および参考文献 |
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第10章 海軍の気象資料 |
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1 気象資料 2 気象学教科書・気象術教科書 3 気象観測原簿類 4 飛行適否の観測 5 天気図 6 気象暗号書 注および参考文献 |
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第11章 終戦時の気象業務 |
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1 終戦時の海軍気象部 2 終戦時における航空基地の気象観測所 3 外地における気象業務の終戦処理 参考文献 |
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終章 |
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1 海軍大佐大田香苗『海軍勤務回想』第五巻之一〜五 2 海軍技術大尉高橋淳雄『第三気象隊マニラ支隊 人事処理資料調書他』 3 附表1 防衛研究所戦史研究センター史料閲覧室で公開されている海軍の「6技術-気象」に関する目録 4 附表2 気象庁図書館に所蔵されている「旧軍関係パンフレット」の書誌情報 5 附表3 記録文集『あおぞら』第1集から第五集に掲載されている回想録のタイトルと著者の略経歴 6 附表4 海軍における気象業務略表 参考文献 |