タイトルコード |
1000100480050 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
荒木田麗女の研究 |
書名ヨミ |
アラキダ レイジョ ノ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
雲岡 梓/著
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著者名ヨミ |
クモオカ アズサ |
出版地 |
大阪 |
出版者 |
和泉書院
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出版年月 |
2017.2 |
本体価格 |
¥11000 |
ISBN |
978-4-7576-0821-4 |
ISBN |
4-7576-0821-4 |
数量 |
7,386,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
910.25
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個人件名 |
荒木田 麗 |
内容紹介 |
江戸時代中期、平安古典文学の世界に憧れて膨大な擬古物語を執筆した荒木田麗女。その文学活動を、連歌・擬古物語・歴史物語などの順に網羅的に考察する。詳細な年譜稿、主要作品の翻刻・解説、人名・書名索引も付す。 |
著者紹介 |
昭和61年京都市生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。北海道教育大学教育学部学校カリキュラム開発専攻講師。専門分野は日本近世文学。 |
目次タイトル |
序論 |
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一、荒木田麗女とは何者か 二、先行研究 三、女流文学者としての麗女 |
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第一部 麗女の連歌 |
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第一章 麗女の連歌 |
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はじめに 一、麗女と連歌 二、『麗女独吟千句』の概要 三、自注とその引用書目 四、自注の書入れ時期と方法 五、『麗女独吟千句』と『類葉倭謌集』 おわりに |
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第二章 『麗女連歌発句評・麗女独吟百韻』について |
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はじめに 一、『麗女連歌発句評・麗女独吟百韻』の成立 二、『麗女独吟百韻』の概要 三、『麗女連歌発句評』の全体像 四、「句評留書」の概要 五、「天明三年の春連歌千句思ひ立し発句評書」の概要 六、伊勢連歌壇と麗女 おわりに |
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第三章 麗女と連歌会 |
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はじめに 一、中世の女房連歌師と連歌会 二、奈良の連歌会 三、豊宮崎文庫月次連歌会 四、草堂月次連歌会 おわりに |
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第二部 麗女の擬古物語 |
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第一章 麗女の擬古物語執筆方法 |
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はじめに 一、「あやめ」と『宇津保物語』 二、「朝顔」と『源氏物語』 三、『五葉』の典拠利用法 おわりに |
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第二章 歴史物語『池の藻屑』の特徴 |
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はじめに 一、『池の藻屑』の諸本について 二、『池の藻屑』の先行研究 三、武人の「平安朝化」 四、戦闘場面の描写 五、『池の藻屑』の執筆姿勢 おわりに |
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第三章 『池の藻屑』の馬琴評 |
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はじめに 一、『池の藻屑』『月の行方』の評価 二、馬琴の『池の藻屑』入手の経緯 三、馬琴による『池の藻屑』評 四、麗女の北朝正統論と節用集 五、『開巻驚奇俠客伝』とのかかわり おわりに |
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第三部 麗女と和学 |
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第一章 麗女と宣長 |
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はじめに 一、『野中の清水』論争の発端と先行研究 二、論争の経緯と『本居宣長慶徳麗女難陳』 三、『本居宣長慶徳麗女難陳』にみる麗女と宣長の応酬 四、宣長の添削・批評と麗女の反論 五、宣長の誤り 六、『本居宣長慶徳麗女難陳』同時代評 七、麗女の学問観 おわりに |
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第二章 麗女と草廬 |
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はじめに 一、麗女と草廬の交流 二、『真字古今集をあげつろひし詞』 三、真淵・草廬・麗女の関係 四、草廬・麗女の歌風 五、麗女と和学者 おわりに |
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第三章 『真字古今集をあげつろひし詞』の検討 |
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はじめに 一、『古今和歌集真名本』について 二、『古今集真名字解』について 三、『古今集真名字解』の底本 おわりに |
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第四部 麗女の紀行文・漢詩 |
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第一章 紀行文『初午の日記』と『後午の日記』について |
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はじめに 一、『初午の日記』の概要 二、文人との交流 三、『初午の日記』の描写 四、『後午の日記』の概要 五、『初午の日記』と『後午の日記』 おわりに |
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第二章 麗女の漢詩 |
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はじめに 一、麗女と漢詩 二、麗女の家族と漢詩 三、麗女の詩風 四、漢詩人による麗女評 五、麗女の自己評価 おわりに |
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第五部 荒木田麗女年譜稿 |
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資料編 |
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一、『麗女独吟千句』翻刻 二、『をだまき』翻刻と解説 三、『真字古今集をあげつろひし詞』翻刻 四、『豊臣の辞・大江の賦』翻刻と解説 |
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結論 |