タイトルコード |
1000100486998 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本における農業簿記の研究 |
書名ヨミ |
ニホン ニ オケル ノウギョウ ボキ ノ ケンキュウ |
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戦後の諸展開とその問題点について |
叢書名 |
神奈川大学経済貿易研究叢書
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叢書番号 |
第30号 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
戸田 龍介/著
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著者名ヨミ |
トダ リュウスケ |
出版地 |
[東京] |
出版者 |
中央経済社
中央経済グループパブリッシング(発売)
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出版年月 |
2017.3 |
本体価格 |
¥4400 |
ISBN |
978-4-502-21751-7 |
ISBN |
4-502-21751-7 |
数量 |
6,4,283p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
611.79
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件名 |
農業簿記
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注記 |
文献:p273〜277 |
内容紹介 |
なぜ、日本では農業の競争力強化に農業簿記が活かされてこなかったのか? 戦後日本において展開されてきた農業簿記を3つの流れに分類し、それぞれの目的と、拠って立つ前提を徹底究明。その問題点を浮き彫りにする。 |
著者紹介 |
1964年東京都生まれ。神奈川大学経済学部教授。経済学博士(九州大学)。 |
目次タイトル |
序章 従来の農業簿記に対する疑問 |
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1 研究の目的 2 研究の方法 3 本書の構成 |
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第Ⅰ部 日本における農業簿記の諸展開 |
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第1章 従来の農業簿記関連文献について |
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1 はじめに 2 これまでの農業簿記関連著書について 3 農業簿記関連研究の特徴についての考察 4 大槻正男博士の発案による京大式農家経済簿記について-戦後の農業簿記研究に対する示唆をめぐって- 5 おわりに |
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第2章 農業税務簿記の流れについての考察 |
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1 はじめに 2 ヒアリング調査からみる農業税務簿記の特徴-収穫基準を中心に- 3 農業税務簿記を支えるもの-農業に関する標準・基準を中心にして- 4 農業税務簿記を支えるもの-概算金を中心として- 5 むすび |
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第3章 農業統計調査簿記の流れについての考察 |
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1 はじめに 2 ヒアリング調査から確認された農業統計調査簿記の流れ 3 京大式農家経済簿記の再検討-要としての現金現物日記帳について- 4 京大式農家経済簿記の特徴と画期性についての再検討 5 京大式農家経済簿記の目的と方向性についての再検討 6 むすび |
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第4章 農協簿記の流れについての考察 |
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1 はじめに 2 ヒアリング調査から確認された農協簿記の流れ 3 農協問題について-「記録」の問題を中心に- 4 農協問題について-ワンストップ体制の問題を中心に- 5 むすび |
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第5章 日本における農業簿記の3つの流れ |
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1 はじめに 2 農業税務簿記の流れ-その目的について- 3 農業税務簿記の流れ-その前提について- 4 農業統計調査簿記の流れ 5 農協簿記の流れ 6 むすび |
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第Ⅱ部 農業税務簿記の研究 |
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第6章 農業税務簿記の特徴と問題点 |
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1 はじめに 2 農業簿記検定教科書3級の概要 3 家事消費取引仕訳について 4 未販売農産物の棚卸評価仕訳について 5 未収穫農産物の棚卸評価仕訳について 6 収穫基準について-農業税務簿記の「根幹」としての本質的意味- 7 むすび |
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第7章 収穫基準の両義性についての考察 |
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1 はじめに 2 収穫基準の両義性について-計算構造的視点からの考察- 3 収穫基準の両義性について-記帳の視点からの考察- 4 むすび |
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第8章 農業に関する標準・基準の研究 |
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1 はじめに 2 農業所得標準の概要について 3 農業所得標準の変遷-熊本における実際の適用状況調査- 4 概算金の概要とその問題点 5 むすび-農業に関する標準・基準の適用がもたらす簿記会計的弊害- |
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第Ⅲ部 農業税務簿記に関するヒアリング調査 |
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第9章 全国農業経営コンサルタント協会前会長・西田尚史税理士へのヒアリング調査(第1回) |
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第10章 全国農業経営コンサルタント協会前会長・西田尚史税理士へのヒアリング調査(第2回) |
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第11章 全国農業経営コンサルタント協会現会長・森剛一税理士等へのヒアリング調査 |
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第12章 ミツハシライス管理部財務課長・澤田泰二氏へのヒアリング調査 |
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終章 従来の農業簿記に内在する問題点と将来展望 |