タイトルコード |
1000100498521 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
社会科歴史教育論 |
書名ヨミ |
シャカイカ レキシ キョウイクロン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
鈴木 哲雄/著
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著者名ヨミ |
スズキ テツオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩田書院
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出版年月 |
2017.3 |
本体価格 |
¥8900 |
ISBN |
978-4-86602-989-4 |
ISBN |
4-86602-989-4 |
数量 |
365p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
375.32
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件名 |
歴史教育
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内容紹介 |
著者が千葉での高校教員時代から書き溜めてきた歴史教育関係の論考を改稿し、「社会科歴史教育の方向性」「日韓歴史共通教材の作成」「多文化教育としてのアイヌ文化学習」の3部に分けて収録する。 |
著者紹介 |
1956年千葉県生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了。北海道教育大学教授。博士(史学、中央大学)。著書に「社会史と歴史教育」「中世日本の開発と百姓」「中世関東の内海世界」など。 |
目次タイトル |
序章 社会科歴史教育論の系譜 |
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Ⅰ 社会科歴史教育の方向性 |
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第一章 高校日本史教科書の新たな試み |
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一 一九九八年度改訂高等学校学習指導要領のコンセプト 二 日本史A「歴史と生活」-主題学習のための記述 三 日本史B「歴史の考察」 |
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第二章 変化する日本の歴史教科書 |
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一 高校教科書の新たな試み-日本史A 二 歴史資料は扱えるか-日本史B 三 歴史教科書はどうあるべきか-中学校社会<歴史的分野> |
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第三章 歴史教育再構成の課題 |
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一 越境する歴史教育 二 東(北)アジアの歴史教科書の課題 三 歴史教育の対象と方法 四 歴史教育の再構成と「東(北)アジア史」 |
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第四章 「小中高一貫の社会科歴史教育」を考える |
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一 多文化教育・市民性教育の必要性 二 小中高一貫の社会科歴史教育 三 小学校での歴史教育の内容 |
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Ⅱ 日韓歴史共通教材の作成 |
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第五章 高校日本史にみる中世日韓関係史 |
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一 一〇〜一一世紀の東アジア世界の変動のなかで 二 一三世紀の蒙古襲来の扱い 三 一四〜一五世紀の倭寇世界の展開のなかで 四 世界史教科書の記述 |
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補論1 自国史を超えた歴史教育 |
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第六章 日韓共通の歴史教材の作成を目指して |
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一 日韓関係史記述の現状 二 検討課題の確認と教科書案の作成 三 歴史教育の観点から |
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第七章 『日韓歴史共通教材 日韓交流の歴史』を学生と読む |
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一 <日韓歴史共通教材>としての『日韓交流の歴史』 二 学生はどのように読んだか 三 <日韓歴史共通教材>の教育実践的な課題-学生レポートの紹介 |
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第八章 女真海賊の侵攻と日本・高麗関係 |
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一 教材化の視点 二 単元<女真海賊の侵攻と日本・高麗関係>(授業の展開) 三 「民の意識」と「国の意識」-以前の実践から |
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補論2 高麗軍に救出された女性の証言 |
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Ⅲ 多文化教育としてのアイヌ文化学習 |
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第九章 アイヌ文化学習の課題 |
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一 中本ムツ子さんの講演-学生のレポートから 二 取り組みの地域的な偏差 三 清水敏行による調査研究 |
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第一〇章 札幌市教育委員会や白老町教育委員会・アイヌ文化財団の取り組み |
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一 札幌市教育委員会の取り組み 二 札幌市教育委員会による実践例の提示 三 白老町教育委員会・アイヌ文化財団の取り組み |
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第一一章 アイヌ文化学習の実践とその方向性 |
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一 井上司編著『教育のなかのアイヌ民族』から 二 本田優子による批判的な検討 三 平山裕人の研究 |
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第一二章 多文化教育としてのアイヌ文化学習 |
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一 小学校での実践報告 二 全校的な取り組み 三 多文化教育としてアイヌ文化学習 |
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補論3 アイヌ神謡集を教材化してみよう |
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終章 社会科歴史教育の再構築 |