タイトルコード |
1000100505954 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
整数と群・環・体 |
書名ヨミ |
セイスウ ト グン カン タイ |
|
素数と数の認識論 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
河田 直樹/著
|
著者名ヨミ |
カワタ ナオキ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
現代数学社
|
出版年月 |
2017.5 |
本体価格 |
¥2300 |
ISBN |
978-4-7687-0467-7 |
ISBN |
4-7687-0467-7 |
数量 |
5,205p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
411.6
|
件名 |
群論
環(数学)
体(数学)
整数論
|
注記 |
文献:p202 |
内容紹介 |
整数のさまざまな性質はどのように認識・把握されるのか。ごくやさしい素数や整数の話題から大学入試問題まで取り上げながら、抽象代数学のいわゆる「群・環・体」という概念を考察する。『理系への数学』連載を書籍化。 |
目次タイトル |
第1章 素数に関する入試問題から |
|
1.はじめに 2.自然数と素数 3.素数に関する問題 |
|
第2章 素数を拾う |
|
1.その「数」は素数か? 2.割り切れるか否かの指標 3.エラトステネスの篩 |
|
第3章 素数と合同式 |
|
1.最大の素数はあるか? 2.再び,その「数」は素数か? 3.ガウスの合同式 |
|
第4章 ウィルソンの定理と群 |
|
1.証明のための準備 2.ウィルソンの定理の証明 3.反省に基づく主題化 4.群の定義 |
|
第5章 剰余環 |
|
1.群から環へ 2.剰余環Z6 3.剰余環Z7と体 |
|
第6章 剰余環から体へ |
|
1.剰余環Znが体であるための条件 2.ウィルソンの定理の再証明 3.オイラーの定理とフェルマーの小定理 |
|
第7章 位数と直積群 |
|
1.まず,観察してみる 2.フェルマーの小定理の証明と位数 3.オイラーの定理 4.オイラーの関数と直積群 |
|
第8章 ベルトラン・チェビシェフの定理 |
|
1.既約剰余類群とオイラーの関数 2.ベルトラン・チェビシェフの定理-nと2nの間の素数 |
|
第9章 巡回群とラグランジュの定理 |
|
1.巡回群について 2.部分群 3.巡回群と生成系 4.剰余類 |
|
第10章 準同型定理と有限巡回群 |
|
1.巡回群の基本的性質 2.準同型定理 3.有限巡回群の特徴づけ |
|
第11章 いくつかの具体的問題 |
|
1.x[4]十y[4]=z[4]の解 2.入試問題から 3.ウィルソンの定理の別証明 |
|
第12章 カーマイケル数 |
|
1.フェルマー・テスト 2.カーマイケル数の定義 3.カーマイケル数の特徴付け |
|
第13章 原始根と位数 |
|
1.位数について 2.完全シャッフルと位数 3.原始根と位数 4.Zmにおける多項式と方程式 |
|
第14章 原始根の存在定理 |
|
1.原始根の存在定理への2つの準備 2.原始根の存在定理 3.Z101の原始根 4.原始根の概念の拡張 |
|
第15章 合成数と原始根 |
|
1.合成数に対する原始根の定義 2.命題(P)の証明 3.命題(P)の逆の証明 |
|
第16章 今後の指針と展望 |
|
1.イデアルについて 2.Sylowの定理について 3.指針と展望 |