タイトルコード |
1000100562669 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ウィリアム・ゴールディングの読者 |
書名ヨミ |
ウィリアム ゴールディング ノ ドクシャ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
宮原 一成/著
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著者名ヨミ |
ミヤハラ カズナリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
開文社出版
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出版年月 |
2017.10 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-87571-089-9 |
ISBN |
4-87571-089-9 |
数量 |
6,400p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
930.278
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個人件名 |
Golding William |
注記 |
文献:p377〜389 |
内容紹介 |
英国人作家ウィリアム・ゴールディングの小説作品を考察。ゴールディングが過剰なまでに意識した<読むこと><読まれること>に対する問題意識のありようを、彼が作家生活を送った時代の文脈に置いて検討する。 |
目次タイトル |
序 読ませる、読まれる、読まされる-再読するゴールディング |
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第一章 『蠅の王』における読者の拘束-<むき出しの人>を読ませるために |
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第二章 『後継者たち』に見る断絶と架け橋-読ませるための拘束と受け入れ |
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第三章 読者が捨てきれない/読者に捨てさせない-『ピンチャー・マーティン』における意味の標識 |
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第四章 読み書きの時間-『自由落下』における書く行為の純粋持続と読む行為 |
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第五章 読ませるゴールディングから読まれるゴールディングへ-転機とその後 |
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第六章 『尖塔』における読み手の自負と偏見、そしてその教化 |
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第七章 『ピラミッド』の非倫理的な読み手から学ぶ<読むことの倫理> |
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第八章 <一>を目指す<二>-『可視の闇』に見る複製と復元願望としての解釈行為 |
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第九章 読み手の革命の貧弱さ-ジェイムズ・コリーの手紙から読む『通過儀礼』 |
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第一〇章 白紙から読む『ペーパー・メン』-<作者の死>が死なせたもの |
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第一一章 「雪の平原」としてのエジプト-自らを読み直すゴールディング |
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第一二章 『海洋三部作』に見る<信頼できる語り手>と<読んで書くことの魔性> |
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第一三章 『蠅の王』とビルとビル・ゴールディング |
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結び 知られざる神<読魔>との遭遇体験を読者へ |