タイトルコード |
1000100564485 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
スミス有機化学 上 |
巻次(漢字) |
上 |
書名ヨミ |
スミス ユウキ カガク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
Janice Gorzynski Smith/著
山本 尚/監訳
大嶌 幸一郎/監訳
大嶌 幸一郎/[ほか]訳
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著者名ヨミ |
Janice Gorzynski Smith ヤマモト ヒサシ オオシマ コウイチロウ オオシマ コウイチロウ |
著者名原綴 |
Smith Janice Gorzynski |
出版地 |
京都 |
出版者 |
化学同人
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出版年月 |
2017.11 |
本体価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-7598-1938-0 |
ISBN |
4-7598-1938-0 |
数量 |
1冊 |
大きさ |
26cm |
分類記号 |
437
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件名 |
有機化学
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注記 |
原タイトル:Organic chemistry 原著第5版の翻訳 |
内容紹介 |
有機化学を理解するために必須の概念や要点を、わかりやすい図版で簡潔に解説。有機分子のダイナミックな性質や生き物とのかかわりを分子を使って具体的に例示する。章末問題も多数収録。見返しに元素の周期表等あり。 |
著者紹介 |
ニューヨーク州生まれ。コーネル大学で化学を主専攻として学び、A.B.学位を首席で取得。ハワイ大学の教員として有機化学の講義と実験科目を担当。 |
目次タイトル |
序章 |
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有機化学とは 代表的な有機分子 有機化学とマラリア |
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1章 構造と結合 |
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1.1 周期表 1.2 結合 1.3 ルイス構造式 1.4 異性体 1.5 八電子則の例外 1.6 共鳴 1.7 分子の形の決定 1.8 有機分子の構造の書き方 1.9 混成 1.10 エタン,エチレン,アセチレン 1.11 結合の長さと結合の強さ 1.12 電気陰性度と結合の極性 1.13 分子の極性 1.14 L-ドーパ-代表的な有機分子 |
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2章 酸と塩基 |
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2.1 ブレンステッド-ローリーの酸と塩基 2.2 ブレンステッド-ローリーの酸と塩基の反応 2.3 酸の強さとpKa 2.4 酸-塩基反応の結果の予測 2.5 酸の強さを決定する因子 2.6 一般的な酸と塩基 2.7 アスピリン 2.8 ルイス酸とルイス塩基 |
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3章 有機分子と官能基 |
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3.1 官能基 3.2 官能基の概要 3.3 分子間力 3.4 物理的性質 3.5 応用:ビタミン 3.6 溶解性の利用:せっけん 3.7 応用:細胞膜 3.8 官能基と反応性 3.9 生体分子 |
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4章 アルカン |
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4.1 アルカン 4.2 シクロアルカン 4.3 命名法 4.4 アルカンの命名法 4.5 シクロアルカンの命名法 4.6 慣用名 4.7 化石燃料 4.8 アルカンの物理的性質 4.9 非環状アルカンの立体配座-エタン 4.10 ブタンの立体配座 4.11 シクロアルカンの立体配座 4.12 シクロヘキサンの立体配座 4.13 置換シクロアルカンの立体配座 4.14 アルカンの酸化 4.15 脂質-パート1 |
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5章 立体化学 |
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5.1 デンプンとセルロース 5.2 二種類の異性体 5.3 鏡のなかの化学-キラル分子とアキラル分子 5.4 立体中心 5.5 環状化合物の立体中心 5.6 立体中心のR,S表示 5.7 ジアステレオマー 5.8 メソ化合物 5.9 二つ以上の立体中心をもつ化合物のR,S表示 5.10 二置換シクロアルカン 5.11 異性体のまとめ 5.12 立体異性体の物理的性質 5.13 エナンチオマーの化学的性質 |
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6章 有機反応の理解 |
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6.1 有機反応における反応式の書き方 6.2 有機反応の種類 6.3 結合の切断と生成 6.4 結合解離エネルギー 6.5 熱力学 6.6 エンタルピーとエントロピー 6.7 エネルギー図 6.8 2段階反応機構のエネルギー図 6.9 速度論 6.10 触媒 6.11 酵素 |
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7章 ハロゲン化アルキルと求核置換反応 |
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7.1 ハロゲン化アルキル 7.2 命名法 7.3 物理的性質 7.4 興味深いハロゲン化アルキル 7.5 極性をもつ炭素-ハロゲン結合 7.6 求核置換反応の一般的な特徴 7.7 脱離基 7.8 求核剤 7.9 求核置換反応の反応機構 7.10 求核置換反応における二つの反応機構 7.11 SN2反応機構 7.12 SN1反応機構 7.13 カルボカチオンの安定性 7.14 ハモンドの仮説 7.15 SN1反応かSN2反応かを決める因子 7.16 生体内で見られる求核置換反応 7.17 ハロゲン化ビニルとハロゲン化アリール 7.18 求核置換反応を利用した有機合成 |
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8章 ハロゲン化アルキルと脱離反応 |
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8.1 脱離反応の一般的な特徴 8.2 アルケン-脱離反応の生成物 8.3 脱離反応の機構 8.4 E2反応機構 8.5 ザイツェフ則 8.6 E1反応機構 8.7 SN1反応とE1反応 8.8 E2反応の立体化学 8.9 E1反応かE2反応かを決める因子 8.10 E2反応とアルキンの合成 8.11 SN1,SN2,E1,E2反応機構を決める因子 |
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9章 アルコール,エーテルとその関連化合物 |
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9.1 はじめに 9.2 構造と結合 9.3 命名法 9.4 物理的性質 9.5 興味深いアルコール,エーテル,エポキシド 9.6 アルコール,エーテル,エポキシドの合成 9.7 アルコール,エーテル,エポキシドの反応の一般的な特徴 9.8 アルコールのアルケンへの脱水反応 9.9 カルボカチオンの転位反応 9.10 POCl3とピリジンを用いる脱水反応 9.11 HXを用いるアルコールからハロゲン化アルキルへの変換 9.12 SOCl2およびPBr3によるアルコールのハロゲン化アルキルへの変換 9.13 トシラート-もう一つの優れた脱離基 9.14 エーテルと強酸の反応 9.15 チオールとスルフィド 9.16 エポキシドの反応 9.17 応用:エポキシド,ロイコトリエン,ぜんそく 9.18 ベンゾ<a>ピレン,エポキシド,がん |
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10章 アルケン |
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10.1 はじめに 10.2 不飽和度の計算 10.3 命名法 10.4 物理的性質 10.5 興味深いアルケン 10.6 脂質-パート2 10.7 アルケンの合成 10.8 付加反応 10.9 ハロゲン化水素化反応-HXの求電子付加反応 10.10 マルコウニコフ則 10.11 HXの求電子付加反応の立体化学 10.12 水和反応-水の求電子付加反応 10.13 ハロゲン化反応-ハロゲンの付加 10.14 ハロゲン化反応の立体化学 10.15 ハロヒドリンの生成 10.16 ヒドロホウ素化反応-酸化反応 10.17 これまでの反応の確認 10.18 有機合成へのアルケンの利用 |
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11章 アルキン |
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11.1 はじめに 11.2 命名法 11.3 物理的性質 11.4 興味深いアルキン 11.5 アルキンの合成 11.6 アルキンの反応の概略 11.7 ハロゲン化水素の付加 11.8 ハロゲンの付加 11.9 水の付加 11.10 ヒドロホウ素化反応-酸化反応 11.11 アセチリドアニオンの反応 11.12 合成 |
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12章 酸化と還元 |
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12.1 はじめに 12.2 還元剤 12.3 アルケンの還元 12.4 応用:油脂の水素化 12.5 アルキンの還元 12.6 極性をもつC-Xσ結合の還元 12.7 酸化剤 12.8 エポキシ化反応 12.9 ジヒドロキシ化反応 12.10 アルケンの酸化的開裂 12.11 アルキンの酸化的開裂 12.12 アルコールの酸化 12.13 グリーンケミストリー 12.14 生体内での酸化反応 12.15 シャープレスエポキシ化反応 |
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13章 質量分析法と赤外分光法 |
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13.1 質量分析法 13.2 ハロゲン化アルキルとM+2ピーク 13.3 フラグメント化 13.4 他の質量分析法 13.5 電磁波照射 13.6 赤外分光法 13.7 赤外吸収 13.8 赤外スペクトルと構造決定 |
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14章 NMR分光法 |
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14.1 NMR分光法 14.2 [1]H NMR:シグナルの数 14.3 [1]H NMR:シグナルの位置 14.4 sp[2]およびsp混成炭素上のプロトンの化学シフト 14.5 [1]H NMR:シグナルの強度 14.6 [1]H NMR:スピン-スピン分裂 14.7 さらに複雑な分裂の例 14.8 アルケンにおけるスピン-スピン分裂 14.9 [1]H NMR分光法に関するその他の特徴 14.10 [1]H NMRを用いた未知化合物の同定 14.11 [13]C NMR分光法 14.12 核磁気共鳴画像法(MRI) |
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15章 ラジカル反応 |
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15.1 はじめに 15.2 ラジカル反応の一般的な特徴 15.3 アルカンのハロゲン化反応 15.4 ハロゲン化反応の機構 15.5 その他のアルカンの塩素化反応 15.6 塩素化反応と臭素化反応の比較 15.7 有機合成へのハロゲン化反応の応用 15.8 ハロゲン化反応の立体化学 15.9 応用:オゾン層とCFCs 15.10 アリル炭素上でのラジカルによるハロゲン化反応 15.11 応用:不飽和脂質の酸化 15.12 応用:酸化防止剤 15.13 二重結合へのラジカル付加 15.14 ポリマーと重合 |