タイトルコード |
1000100568648 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
熟練・分業と生産システムの進化 |
書名ヨミ |
ジュクレン ブンギョウ ト セイサン システム ノ シンカ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
坂本 清/著
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著者名ヨミ |
サカモト キヨシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
文眞堂
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出版年月 |
2017.10 |
本体価格 |
¥3900 |
ISBN |
978-4-8309-4966-1 |
ISBN |
4-8309-4966-1 |
数量 |
14,449p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
509.6
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件名 |
生産管理-歴史
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注記 |
文献:p428〜438 |
内容紹介 |
アメリカ産業革命からIoT時代に至る生産システムの発展過程を5フェーズに分け、もの作りの原理の歴史的な革新が企業の競争力のみでなく、国家の盛衰にも影響を及ぼすことを解明する。 |
目次タイトル |
序章 生産システム研究の課題と本書の構成 |
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第1節 生産システムの本源的意義 第2節 生産システムの歴史的意義 第3節 生産システム研究の課題 第4節 本書の構成 |
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第1章 労働力の機能と熟練に関するノート |
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第1節 機械文明と労働 第2節 労働力の機能と熟練 第3節 労働手段の発達と労働の機能 第4節 熟練の「移転」とその諸結果 第5節 おわりに |
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フェーズ1 自立統合型生産システム |
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第2章 アメリカ産業革命と科学的管理法形成の歴史的基盤 |
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第1節 産業革命と近代工場制度の成立 第2節 アメリカ産業革命の歴史的背景 第3節 アメリカ産業革命とアメリカ型生産システム 第4節 アメリカ資本主義の課題と科学的管理法形成の現実的基盤 第5節 科学的管理法形成の課題 |
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第3章 テイラーシステムと熟練の機能の科学化 |
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第1節 熟練労働者とテイラーの問題意識形成 第2節 テイラーの熟練研究 第3節 テイラーによる管理システムの形成 第4節 テイラーによる熟練研究の基本的意義 |
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第4章 H.L.ガントの「課業賞与制」と科学的管理法の発展 |
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第1節 H.L.ガント研究の意義 第2節 テイラーと差別出来高払制の位置 第3節 ガント「課業賞与制」の展開 第4節 「課業賞与制」の意義と評価 第5節 おわりに |
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フェーズ2 垂直統合型生産システム |
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第5章 フォーディズムと企業の社会的責任論 |
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第1節 もの作りの3つの命題とフォーディズム 第2節 企業目的と社会的責任および経営者倫理 第3節 フォーディズムと社会的目的論・社会的責任論 第4節 フォード社会的責任論の歴史的意義 |
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第6章 フォードシステムと分業の機能の科学化 |
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第1節 フォードシステムと大量生産体制 第2節 先行研究とフォードシステム研究の意義 第3節 フォードシステム形成の論理と展開 第4節 フォードシステムと生産原理の革新 第5節 フォードシステムと分業の機能の科学化 第6節 フォードシステムの歴史的意義 |
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フェーズ3 柔軟統合型生産システム |
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第7章 日本的生産システムの発展と国際的評価 |
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第1節 戦後の経済発展とフォードシステム 第2節 自動車産業の発展過程と国際競争力形成 第3節 日本的生産システム論の国際展開と特徴 第4節 トヨタ生産システムと生産原理の革新 第5節 「柔軟統合型生産システム」とパラダイム転換の意義 |
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第8章 補論・日本的経営論に関するノート |
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第1節 本章の問題意識 第2節 日本的経営論の変遷と意義 第3節 日本的経営論の再検討 第4節 日本的経営の展望 |
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第9章 補論・ME技術と生産システムの柔軟性 |
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第1節 本章の課題 第2節 分業の機能とME技術 第3節 ME技術の機能的特質と展開 第4節 ME技術の本質 |
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フェーズ4 分散統合型生産システム |
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第10章 生産システムの進化と分散統合型生産システムの形成 |
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第1節 グローバル化、ICT化とモジュール型生産システム 第2節 生産システムの進化とモジュール化 第3節 モジュール型生産システムの議論の流れ 第4節 協業・分業とモジュール型生産システムの展開 第5節 生産システム進化の到達点と課題 |
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フェーズ5 循環統合型生産システム |
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第11章 終章 循環統合型生産システムの模索 |
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第1節 現代生産システムの課題 第2節 生産循環と生産システムの展開 第3節 循環統合型生産システムの論理 第4節 循環統合型生産システムの原則 第5節 おわりに |