タイトルコード |
1000100595413 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
「愛の時代」のドイツ文学 |
書名ヨミ |
アイ ノ ジダイ ノ ドイツ ブンガク |
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レンツとシラー |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
菅 利恵/著
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著者名ヨミ |
スガ リエ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
彩流社
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出版年月 |
2018.2 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-7791-2450-1 |
ISBN |
4-7791-2450-1 |
数量 |
273,25p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
940.26
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件名 |
ドイツ文学-歴史
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個人件名 |
Lenz Jakob Michael Reinhold |
注記 |
文献:巻末p9〜24 |
内容紹介 |
18世紀ドイツ語圏の啓蒙時代を「愛の時代」ととらえ、レンツとシラーのテクストを中心に様々な言説を分析。市民知識層のアイデンティティ形成の主軸が「道徳」から「ナショナリズム」へ変化した過程を批判的に再構築する。 |
著者紹介 |
1971年福岡県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科にて博士(人間・環境学)号取得。三重大学准教授。専門分野はドイツ文学、ドイツ文化史。著書に「ドイツ市民悲劇とジェンダー」等。 |
目次タイトル |
序章 |
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1 愛の時代 2 愛の時代の背景-宗教とナショナリズムのあいだ 3 本書の流れ-レンツとシラー |
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第一章 主体的なものと規範的なもの |
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1 市民的なものと愛 2 啓蒙時代における愛の観念の変化 3 啓蒙時代の愛における「反市民的な」ものと「市民的な」もの 4 主体性の表現としての愛の矛盾 5 作品例-『エミーリア・ガロッティ』ほか |
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第二章 J・M・R・レンツ |
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1 『哲学者は友達によって作られる』における友情と恋愛 2 「自伝」としての恋物語-『森の隠者』 3 錯誤としての恋-レンツ作品の批判的可能性 |
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第三章 フリードリヒ・シラーにおける愛と政治(1) |
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1 シラーにおける愛の特徴-『ドン・カルロス』を糸口に 2 『マルタ騎士団』論-フリードリヒ・シラーにおける「男同士の愛」 |
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第四章 一八世紀後期における「政治的な愛」の諸相 |
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1 市民的な言説空間の発展 2 コスモポリタニズム-ヴィーラントを中心に 3 パトリオティズム-アプト、シューバルト、ハイン同盟 4 コスモポリタニズムとパトリオティズムの重なり 5 コスモポリタニズムとパトリオティズムを分かつもの |
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第五章 フリードリヒ・シラーにおける愛と政治(2) |
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1 『オルレアンの処女』と一八〇〇年前後のドイツ 2 「政治的な愛」をめぐる新たな葛藤-『ヴィルヘルム・テル』における愛と政治 |
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終章 |
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1 愛国とジェンダー-愛の言説の二面性 2 A・W・イフラントの家庭劇-「国父イデオロギー」とジェンダー規範 3 コスモポリタンの愛-ヴィーラントの『アリスティッポス』 |