タイトルコード |
1000100597307 |
書誌種別 |
図書(児童) |
書名 |
ロボットが家にやってきたら… |
書名ヨミ |
ロボット ガ イエ ニ ヤッテ キタラ |
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人間とAIの未来 |
叢書名 |
岩波ジュニア新書
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叢書番号 |
867 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
遠藤 薫/著
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著者名ヨミ |
エンドウ カオル |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩波書店
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出版年月 |
2018.2 |
本体価格 |
¥800 |
ISBN |
978-4-00-500867-4 |
ISBN |
4-00-500867-4 |
数量 |
8,173p |
大きさ |
18cm |
分類記号 |
548.3
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件名 |
ロボット
人工知能
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学習件名 |
ロボット 人工知能 |
注記 |
文献:p167〜173 |
内容紹介 |
お掃除ロボット、ドローン、AI家電、自動運転車…。身近になったロボットやAIは私たちの生活をどう変えるのか。これからの人とロボットの関係を考える。 |
著者紹介 |
東京工業大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。博士(学術)。学習院大学法学部政治学科教授。日本学術会議会員・社会学委員会委員長。著書に「廃墟で歌う天使」など。 |
目次タイトル |
1 はじめに-ロボットが家にいたら |
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ロボットがほしい/生活に入ってくるロボットたち/進化する「ヒューマノイド」/戦争するロボット/ロボットとAIは同じか? 違うか?/本書の目的 |
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2 人間はなぜロボットをつくるのか? |
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なぜ人間はロボットをつくろうとするのか 2-1 なぜ、いま、ロボット? なぜいまロボットに注目が集まるのか?/現代社会の不安/社会的背景 その1/社会的背景 その2/産業的背景/技術的背景 2-2 実用化への期待 期待されるロボットは?/リスク対応型ロボットへの期待 |
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3 ロボットの進化とわたしたちの社会 |
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3-1 さまざまなロボットがいる 「ロボット」ってなに?/さまざまなロボット 3-2 ロボットは人間を超えるか? ロボットの進化/ロボットは人間に代わって仕事をする 3-3 ロボットは人間の敵になるのか? ロボットは暴走するか?/ロボット虐待?/社会的不安の現状/ロボットと人間の関係 |
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4 西欧文化の中のロボット |
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4-1 人工物と人工物観 ロボットは「人工物」 4-2 ロボット・AIの歴史は「機械時計」とともに始まった ロボットの始まりは機械時計/近代医学は人間を「機械」と考えるところがら始まった 4-3 ロボットの夢 そして人間たちは知能と身体を人工的につくれると考えた/自律したロボットが、科学者たちの夢だった/機械と人間の戦い 4-4 現代〜未来へ ロボットの時代 |
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5 日本文化の中のロボット |
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5-1 南蛮船が日本に「時計」をもってきた 時計技術の伝来 5-2 日本における時計技術の展開 国内の時計技術者/日本では、時計技術は産業・科学ではなく、文化・芸術として発展した 5-3 近代日本と時計技術 しかし、日本の近代化を引っ張ったのも時計産業だった/近代日本の時計産業/田中久重と豊田佐吉/日本のロボットたちは自律しない |
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6 反乱するロボット、涙を流すロボット |
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6-1 人造人間の倫理 フランケンシュタイン博士と人造人間の激しい愛憎/西行の反魂術の静かな悲しみ 6-2 反乱するロボットと夜行する付喪神たち チャペックが描いたロボットの反乱/物の妖怪・付喪神 6-3 ジョン・ヘンリーと列車に化ける動物たち 機械と戦った英雄/機械のマネをする妖怪たち 6-4 「ロボット三原則」とドラえもん アシモフが考えたロボット三原則/人間に反抗することのない日本のロボット 6-5 ロボットと人間のあいだ ロボットの死の受容 6-6 なぜこのような違いが生じるのか 神と人と物の関係 |
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7 共進化するロボット |
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7-1 文化も共進化する 異なる文化は決して交わらないのか/融合する人工物観/技術開発の主体も協働する 7-2 「第二の技術」という考え方 思考の道具、コミュニケーションのツールとしての人工知能(コンピュータ)/自然と戯れる「第二の技術」/<初音ミク>というロボット/永遠に完成しない遊戯 7-3 ロボットと人間の共生する社会 ロボットと共生するために考えておくべきこと/<モノ>は機械だけではない/「伴侶種」という考え方 |
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8 おわりに-サイボーグ=人間がネットワーク化される世界の危険と希望 |
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8-1 サイボーグ化する人間たち ロボットについて考えることは人間社会について考えること/サイボーグとしての私たち/サイボーグ化する<私>たち/ヒトと人工知能の融合 8-2 ネットワーク化されるサイボーグ人間たち ネットワーク化する<私>たち/自動運転というロボット・人工知能/社会全体がインターネットに埋め込まれる 8-3 IoT、IoEという<世界脳>、その期待と恐怖 人間とコンピュータの共生/ウェルズの<世界脳>/オーウェルの<世界脳>批判/監視・管理・環境・生権力 8-4 <世界脳>を希望とするには <世界脳>を監督する<世界脳>/<知の考古学>/私たちは監視されるかもしれない。でも私たちが未来をつくり出す/おわりにのおわりに |
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参考文献 |