タイトルコード |
1000100603273 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ソヴィエト・ロシアの聖なる景観 |
書名ヨミ |
ソヴィエト ロシア ノ セイナル ケイカン |
|
社会主義体制下の宗教文化財、ツーリズム、ナショナリズム |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高橋 沙奈美/著
|
著者名ヨミ |
タカハシ サナミ |
出版地 |
札幌 |
出版者 |
北海道大学出版会
|
出版年月 |
2018.2 |
本体価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-8329-6839-4 |
ISBN |
4-8329-6839-4 |
数量 |
7,417,31p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
198.192
|
件名 |
ロシア正教会-歴史
宗教政策
教会建築
聖画像
文化財保護
|
注記 |
文献:巻末p7〜31 |
内容紹介 |
ソヴィエト・ロシアの社会主義体制下におけるロシア正教に対する社会心性・宗教性を、教会・修道院建築、イコン、フレスコ画他の美術作品の処遇から叙述。ロシア語アーカイブ資料やインタビューなど貴重な資料も提供する。 |
著者紹介 |
静岡県生まれ。北海道大学文学研究科地域文化学専攻博士後期課程学位取得(学術博士)。同大学スラブ・ユーラシア研究センター助教。 |
目次タイトル |
はじめに |
|
第一章 ソヴィエト・ロシアにおける宗教政策の展開と宗教の社会的変容 |
|
第二章 ソヴィエト・ロシアにおける宗教・社会主義・世俗化 |
|
第一節 神なき後の社会主義か 第二節 後期社会主義時代のソヴィエト的公衆と宗教文化財への関心 第三節 小括 |
|
第三章 宗教をめぐる学知の確立 |
|
第一節 第二次世界大戦以前のロシアにおける宗教研究の展開 第二節 科学的無神論によるソ連宗教研究の完成 第三節 科学的無神論とは何だったのか |
|
第四章 史跡・文化財保護運動の展開 |
|
第一節 教会建築が文化遺産となるまで 第二節 大祖国戦争からフルシチョフ体制までの文化遺産保護運動の展開 第三節 ブレジネフ時代の史跡・文化財保護運動 結論 |
|
第五章 科学的無神論の展開と「信者」の相貌 |
|
第一節 ソヴィエト・ロシア初のツーリズム・センター、スーズダリ 第二節 ウラジーミル・スーズダリ博物館と無神論プロパガンダ 第三節 信者共同体と博物館によるウスペンスキー聖堂の共同利用 第四節 「聖地」創造 結論 |
|
第六章 ふたりのアンドレイ |
|
第一節 ルブリョフ美術館の開館と一般公開 第二節 「六〇年代人」にとってのルブリョフ、「六〇年代人」としてのタルコフスキー 第三節 映画『アンドレイ・ルブリョフ』におけるロシアとナロードのイメージ 第四節 再び、ルブリョフへ |
|
第七章 記憶への旅 |
|
第一節 「ロシアの北」という心象地理と場の聖性 第二節 「驚嘆すべきナロードの芸術」 第三節 「神秘の地、ゲニウス・ロキ」 第四節 語られぬ過去と懐古する語り 結論 |
|
おわりに |