タイトルコード |
1000100654575 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
古代上毛野氏の基礎的研究 |
書名ヨミ |
コダイ カミツケヌ シ ノ キソテキ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
関口 功一/著
|
著者名ヨミ |
セキグチ コウイチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩田書院
|
出版年月 |
2018.9 |
本体価格 |
¥8400 |
ISBN |
978-4-86602-048-8 |
ISBN |
4-86602-048-8 |
数量 |
380p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
288.3
|
件名 |
上毛野氏
|
注記 |
関口功一業績一覧:p369〜377 |
内容紹介 |
上毛野氏の本質及びその変遷の過程、多数の氏族が上毛野氏との同族関係を発生させるに至った日本古代史上の諸事情を解明し、東国地域社会の組成を改めて復元する。 |
著者紹介 |
昭和34年前橋市生まれ。立教大学文学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(歴史学)。群馬県立前橋工業高校教諭。著書に「東国の古代地域史」など。 |
目次タイトル |
序章 問題の所在と研究の現段階 |
|
第一章 トヨキ・イリヒコ |
|
はじめに 一 『古事記』『日本書紀』の「トヨキ・イリヒコ命」 二 『新撰姓氏録』のトヨキ系譜 三 「地方」豪族の始祖伝承 小結 |
|
第二章 「倭日向武日向彦」 |
|
はじめに 一 サホ彦の反乱 二 八綱田の系譜 三 地域経営の結節点 小結 |
|
第三章 荒田別・鹿我(巫)別 |
|
はじめに 一 『日本書紀』と「百済三書」 二 荒田別と鹿我(巫)別 三 「伽耶」地域と上毛野 小結 |
|
第四章 ヒコサシマとミモロワケ |
|
はじめに 一 ヒコサシマ(彦狭嶋・日子寤間) 二 ミモロワケ(御諸別・彌母里別) 三 氏の名としての「上毛野」 小結 |
|
第五章 白村江戦と上毛野稚子 |
|
はじめに 一 軍の構成と戦闘 二 三輪根麻呂とミワ氏 三 地方豪族の浮沈 小結 |
|
第六章 上毛野君三千の氏族観 |
|
はじめに 一 「武蔵国造の争乱」と上毛野君小熊 二 蝦夷征討と「大仁」上毛野君形名 三 「天武八姓」と上毛野氏 四 地域編成政策と上毛野氏 小結 |
|
第七章 七人の配流者 |
|
はじめに 一 『懐風藻』に見る関係者 二 「長屋王家木簡」に見える人物群 三 『続日本紀』神亀五年五月乙卯条 四 復位・復籍の問題 五 その後の「七人」 小結 |
|
第八章 上毛野馬長の地域支配 |
|
はじめに 一 馬長以前 二 上野国守上毛野馬長 三 その後の地域情勢 小結 |
|
第九章 二つの氏族系譜 |
|
はじめに 一 「始祖-遠祖-祖」 二 田辺史氏の実態 三 上毛野氏の諸系譜と田辺史氏 小結 |
|
第十章 上毛野真人をめぐる宗教状況 |
|
はじめに 一 上毛野真人の経歴 二 具体的な職務内容の変遷 三 交流のあった人物群 小結 |
|
第十一章 大僧都行賀 |
|
はじめに 一 行賀の経歴 二 天平勝宝四年度の遣唐留学僧 三 古代仏教と上毛野氏 小結 |
|
第十二章 「東国六腹朝臣」 |
|
はじめに 一 都宿禰氏の改姓 二 「因居地、賜姓命氏」 三 「(数)腹」 四 八〜九世紀段階の「東国」 小結 |
|
第十三章 文人官僚上毛野穎人 |
|
はじめに 一 「延暦年中…」 二 「大同之末…」 三 『新撰姓氏録』の編纂 四 漢詩と上毛野穎人 小結 |
|
第十四章 上毛野滋子をめぐる人びと |
|
はじめに 一 上毛野滋子の経歴 二 貞観期の政治情勢と上毛野滋子 三 上毛野滋子の具体的影響力 小結 |
|
終章 「上毛野」氏の多義性 |
|
はじめに 一 狭義の上毛野氏 二 広義の上毛野氏(中央) 三 広義の上毛野氏(地方) 小結 |