タイトルコード |
1000100658317 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
フランツ・ローゼンツヴァイク |
書名ヨミ |
フランツ ローゼンツヴァイク |
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生と啓示の哲学 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
丸山 空大/著
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著者名ヨミ |
マルヤマ タカオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
慶應義塾大学出版会
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出版年月 |
2018.10 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-7664-2568-0 |
ISBN |
4-7664-2568-0 |
数量 |
8,425,68p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
134.9
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個人件名 |
Rosenzweig Franz |
注記 |
年表:p422 文献:巻末p10〜24 |
内容紹介 |
43歳で他界したドイツのユダヤ人思想家、ローゼンツヴァイク。自らの内部のドイツ性とユダヤ性の二重性と向き合い、人間と神との関係を探求した思想家の、若年期から晩年までの思想的展開と、その到達点を明らかにする。 |
著者紹介 |
1982年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は宗教学、特に近現代ユダヤ思想研究。東京外国語大学世界言語社会教育センター特任講師。 |
目次タイトル |
序 ローゼンツヴァイクと二〇世紀のドイツ・ユダヤ人社会 |
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第Ⅰ部 生の問題としての宗教 |
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第一章 青年ローゼンツヴァイクの思想 |
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一 哲学への衝動 二 探究の針路の自覚-ドイツの大学にて |
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第二章 キリスト教への改宗の前夜 |
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一 回心譚の再考 二 罪の問題の発見 三 『ヘーゲルと国家』 |
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第三章 宗教との対峙 |
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一 護教的宗教論と実存的問題としての罪 二 啓示に関する理論的問題と実存的問題 |
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第四章 啓示概念への取り組み |
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一 啓示宗教の時間性 二 最初期の啓示概念 三 改宗をめぐる一連の出来事の意味 |
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第Ⅱ部 啓示概念の探求と『救済の星』一九一五-一九一九 |
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第五章 ユダヤ人に「なる」こと |
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一 ローゼンツヴァイクとユダヤ教宗教教育の問題 二 「ユダヤ的世界」の再建-論文「時はいま」 三 ユダヤ人になる必要性-境界に立つユダヤ人 |
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第六章 真理はいかに自らを顕わすか |
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一 理論と実践の交錯 二 対話と真理-啓示と対話の言語思想 三 歴史の終わりに到来する真理 |
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第七章 啓示と人間 |
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一 ユダヤ人にとっての啓示の内実 二 啓示に基づく人間概念 三 生を定めるものとしての啓示 |
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第八章 『救済の星』 |
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一 『救済の星』の概要 二 思想的発展のなかの『救済の星』 |
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第Ⅲ部 日常的生の聖化と恩寵一九二〇-一九二九 |
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第九章 律法とユダヤ人としての生 |
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一 ローゼンツヴァイクとユダヤの律法 二 律法に対する態度の変化 三 ユダヤ人として生きるということ |
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第一〇章 神的現実性の経験をめぐって |
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一 自己の経験から語る 二 経験の転移-民の経験を継承する |
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結論 |