タイトルコード |
1000100668146 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アメリカにおける監査規制の展開 |
書名ヨミ |
アメリカ ニ オケル カンサ キセイ ノ テンカイ |
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監査基準の形成とエンフォースメント |
叢書名 |
拓殖大学研究叢書
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
岡嶋 慶/著
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著者名ヨミ |
オカジマ ケイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
国元書房(制作)
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出版年月 |
2018.11 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-7658-0570-4 |
ISBN |
4-7658-0570-4 |
数量 |
12,417p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
336.97
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件名 |
会計監査
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注記 |
文献:p393〜409 |
内容紹介 |
アメリカ証券取引委員会が、連邦証券法規を法執行するなかで、所管する監査証明業務をどのように規制してきたのか、その仕組みはどのような状況で構築されたのか、そして、どのような展開をみせてきたのかを明らかにする。 |
目次タイトル |
序章 本書の課題と視点,方法 |
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1.本書の課題と視点 2.本書の研究史上の位置と本書での研究方法 3.本書の構成 |
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第1章 連邦証券二法の制定と証券取引委員会 |
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1.はじめに 2.1933年証券法と独立の公共会計士による監査 3.プロフェッショナルに対して要求される注意義務 4.規制機関としての“委員会” 5.1934年証券取引所法の制定と1933年証券法の改正 6.小括 |
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第2章 “監査基準”以前の監査規制 |
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1.はじめに 2.“監査基準”以前の監査実務の拠り所 3.SECの要求する財務諸表監査の品質と監査範囲の問題 4.マッケソン&ロビンス事件前夜の状況 5.小括 |
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第3章 マッケソン&ロビンス事件と監査基準 |
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1.はじめに 2.マッケソン&ロビンス事件の概要 3.SECの事件への対応 4.SECによる調査の結果-SECはこの事件をどうみたのか- 5.小括 |
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第4章 監査基準による規制 |
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1.はじめに 2.監査基準登場までのSEC内の議論 3.“一般に認められた監査基準”の登場 4.会計プロフェッション内部における監査基準をめぐる議論 5.初期の監査基準適用事案 6.小括 |
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第5章 SECによる懲戒手続と監査実務 |
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1.はじめに 2.初期の法執行プログラムと会計士に対する懲戒規則 3.独立公共会計士に対する懲戒の枠組み 4.会計士事務所の懲戒 5.1970年までの会計士・会計事務所の懲戒にみられる傾向 6.小括 |
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第6章 会計事務所の懲戒と品質管理レビュー |
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1.はじめに 2.法執行プログラムの進展と付随的救済 3.SECによる矯正的救済と品質管理レビュー 4.AICPAのピア・レビュー・プログラム 5.小括 |
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第7章 監査基準の設定主体 |
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1.はじめに 2.エクイティ・ファンディング事件とそこにおける不正 3.SECの対応 4.コーエン委員会と監査基準の設定 5.小括 |
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第8章 規則2(e)手続における有責性 |
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1.はじめに 2.詐欺防止規定と公共会計士の法的責任 3.ホッフォフェルダー最高裁判決と規則2(e)手続 4.規則2(e)の法的妥当性 5.チェコスキー判決と規則2(e)手続における有責性 6.小括 |
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第9章 2つの議会委員会とSECの監視的役割 |
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1.はじめに 2.モス小委員会とSECの監視的役割 3.メトカーフ小委員会と会計的支配体制 4.会計プロフェッション主導の改善策 5.新たな自主規制システムに対する評価 6.小括 |
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第10章 POBシステムとSECによる監視 |
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1.はじめに 2.会計プロフェッションによる自主規制においてPOBの果たすべき役割 3.ディンジェル委員会と会計プロフェッションによる自主規制 4.監査人の独立性と会計プロフェッションによる自主規制 5.小括 |
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第11章 PCAOBによる監査規制 |
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1.はじめに 2.POBの解体とPCAOBの創設 3.サーベンス=オックスリー法と公開会社会計監視審査会(PCAOB) 4.SECによるイニシアチブ 5.PCAOBを通じた監査規制システム 6.小括 |
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終章 本研究のまとめ,結論,今後の課題 |
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1.証券取引委員会による“監査規制” 2.監査基準の形成 3.監査基準のエンフォースメント 4.自主規制の系譜と会計プロフェッションによる自主規制 5.今後の研究課題 |