タイトルコード |
1000100318320 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世金沢の医療と医家 |
書名ヨミ |
キンセイ カナザワ ノ イリョウ ト イカ |
叢書名 |
近世史研究叢書
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叢書番号 |
42 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
池田 仁子/著
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著者名ヨミ |
イケダ トヨコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩田書院
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出版年月 |
2015.9 |
本体価格 |
¥6400 |
ISBN |
978-4-87294-924-7 |
ISBN |
4-87294-924-7 |
数量 |
261p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
214.3
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件名 |
金沢藩(加賀国)
医療-石川県
医師
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内容紹介 |
近世金沢の医者、藩医・御用医者らが、藩主前田家の医療について、具体的にどのような体制で、どのような病に対し治療したか、城内の施設をどのように利用して活動したかを、金沢城を中心に各時代ごとに考察する。 |
著者紹介 |
1951年新潟県生まれ。東洋大学大学院修士課程修了。加能地域史研究会委員、小松市史専門委員、金沢城編年史料編纂協力員。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一編 金沢城内における藩主前田家の医療と医者 |
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第一章 綱紀と子女の療養と担当医 |
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はじめに 第一節 医療史の中の加賀藩 第二節 貞享期二ノ丸での綱紀の医療と医者 第三節 貞享期金谷出丸での豊姫らの医療 第四節 元禄期綱紀の様態と二ノ丸での診療 第五節 元禄期豊姫らの治療と金谷・二ノ丸御殿の利用 第六節 京都医師らの金沢城内での活動 おわりに |
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第二章 吉徳から重教の代の医療と医者の諸相 |
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はじめに 第一節 近世中期前半前田家の医療と医者 第二節 近世中期後半医者の城内外の動向 おわりに |
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第三章 治脩と斉広の代の治療と蘭学医 |
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はじめに 第一節 二ノ丸での藩主治脩の治療と漢蘭折衷医荻野元凱 第二節 金谷御殿での治脩の治療と蘭学医ら 第三節 二ノ丸での貞琳院の治療・逝去と出棺順路 第四節 竹沢御殿における斉広の治療と蘭学医 第五節 金谷出丸での延之助の治療 第六節 前田家の蘭書と蘭薬使用の詮議 第七節 諸郡疫病流行と医師派遣 おわりに |
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第四章 斉泰の代の診療と医者の動向 |
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はじめに 第一節 二ノ丸での栄操院の治療と医者 第二節 二ノ丸での斉泰の治療と医者 第三節 天保から嘉永期における金谷での前田家の医療 第四節 京都遊学と医者の動向 おわりに |
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第二編 各時代の侍帳等にみる医者たち |
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第一章 近世前期の侍帳・城下町絵図記載の医者 |
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はじめに 第一節 侍帳及び「寛文七年金沢図」等に記載の医者 第二節「寛文七年金沢図」「延宝金沢図」と居屋敷拝領の医者 おわりに |
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第二章 近世中期の侍帳記載の医者 |
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はじめに 第一節 中期侍帳における医者の抽出と人数 第二節 天明三年の医家とその祖 おわりに |
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第三章 近世後期の侍帳記載の医者 |
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はじめに 第一節 文化期以降の侍帳に記載の医者の検索 第二節 新規採用の医家と前期より存続の医家 第三節 近世の侍帳・町絵図にみる医者の概要 おわりに |
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第三編 金沢城周辺と医者 |
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第一章 城下町絵図にみる医者の居住空間 |
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はじめに 第一節 「寛文七年金沢図」と「延宝金沢図」にみる医者の住居位置 第二節 医者の履歴と両絵図の比較検討 おわりに |
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第二章 城内と城下の藩の施設詰御用医者 |
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はじめに 第一節 城内で前田家の診療に加わった御用医者 第二節 城下の藩の施設に勤務する御用医者 おわりに |
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第三章 金沢城造営の職人らの治療と藩医 |
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はじめに 第一節 金沢城普請と医者の配備 第二節 文化期金沢城造営と怪我人・病人の治療 第三節 担当医家の系譜 おわりに |
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終章 |