タイトルコード |
1000100693546 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
イラクの女性たち |
書名ヨミ |
イラク ノ ジョセイタチ |
|
平和構築におけるジェンダー |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
円城 由美子/著
|
著者名ヨミ |
エンジョウ ユミコ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
晃洋書房
|
出版年月 |
2019.2 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-7710-3131-9 |
ISBN |
4-7710-3131-9 |
数量 |
6,233,7p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
367.2273
|
件名 |
女性
イラク
イラク戦争(2003)
|
注記 |
文献:p225〜233 |
内容紹介 |
米国が女性の「解放」を謳ったイラク戦争、その後に続いた占領統治下での「民主的」選挙、イスラーム主義の勢力争い、恒久憲法をめぐる議論…。イラク戦争後の社会で女性たちが何に翻弄され、いかに生きたのかを考察する。 |
著者紹介 |
立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程修了、博士(国際関係学)。関西大学外国語教育学研究科、大阪女学院大学国際・英語学部非常勤講師。 |
目次タイトル |
序章 「女性支援」から見たイラク戦争 |
|
はじめに 1 分析視角としての「ジェンダーの主流化」 2 女性を取り巻く環境 3 本書の構成 |
|
第1章 イラク戦争と「ジェンダーの主流化」 |
|
はじめに 1 紛争と女性 2 平和構築とジェンダー 3 先行研究の課題 4 研究の意義 |
|
第2章 フセイン政権下での女性 |
|
はじめに 1 フセイン政権の目指した女性の役割 2 フセイン政権下の女性政策 おわりに |
|
第3章 イラクにおける米国の女性政策と影響 |
|
はじめに 1 スローガンとしての「女性の解放」 2 女性支援政策 3 なぜ治安の悪化は防げなかったのか 4 占領統治下での女性の処遇 5 治安悪化による女性への社会的な影響 おわりに |
|
第4章 戒律と暴力による女性支配 |
|
はじめに 1 勢力闘争に翻弄される女性たち 2 治安構造と女性への影響 3 家庭内での女性の地位と処遇 おわりに |
|
第5章 政治の場への女性の進出 |
|
はじめに 1 女性の政治参加への壁 2 新たな家族法制定への抵抗と国家基本法 3 イスラーム法をめぐる恒久憲法草案での議論 4 クォータ制の導入 おわりに |
|
第6章 イラク女性自身による女性支援のNGOをめぐって |
|
はじめに 1 アメリカのソフトパワー 2 イラク在住女性自身による草の根活動 3 ニーズと支援の埋まらない溝 おわりに |
|
第7章 「逃避」という選択と人身取引 |
|
はじめに 1 難民の拡大と人身取引 2 イラクにおける人身取引の構造 3 何が「逃避」に向かわせるのか 4 民主化と伝統のはざまで おわりに |
|
終章 翻弄される女性 |
|
はじめに 1 女性政策 2 暴力の標的とされた女性 3 女性自身の行動 おわりに |