タイトルコード |
1000100694942 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
声の法社会学 |
書名ヨミ |
コエ ノ ホウシャカイガク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西田 英一/著
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著者名ヨミ |
ニシダ ヒデカズ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
北大路書房
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出版年月 |
2019.3 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-7628-3054-9 |
ISBN |
4-7628-3054-9 |
数量 |
5,243p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
321.3
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件名 |
法社会学
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注記 |
文献:p233〜242 |
内容紹介 |
紛争場面、問題解決や乗り越えの過程で<声>はどんな働きをするのか。<声>が<法>と、身体が規範・文化・制度と、ぶつかり、きしむさまを描こうとしたエスノグラフィカルな考察。 |
目次タイトル |
序章 声に現れる法,法からはみ出る声 |
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1 気づいていない当事者=気づかせる専門家 2 経験をカウントする法 3 インタビューの敗北 4 声のしわざ 5 本書の構成 |
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第Ⅰ部 交通する主体 |
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第1章 新たな法主体の可能性 |
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はじめに 第一節 コールバーグ/ギリガンモデルの位相 1 Kモデルの「理想的役割取得」 2 生態学的視点からのKモデル批判 3 Gモデルの含意 第二節 新たな主体イメージの可能性 1 四つの主体イメージ 2 「関係に生きる」主体から「交通する」主体へ 第三節 「交通する」主体と法秩序 1 三つの法秩序の主体イメージ 2 「交通する」主体の法秩序イメージ 3 交通を支援する法制度 おわりに |
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第2章 日常的実践としての紛争=処理 |
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1 紛争の法社会学 2 日常的実践の凝視 3 実践研究から紛争処理実践へ |
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第3章 日常的交渉場面に現れる法 |
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1 はじめに 2 しぐさの中の法 3 対面的了解のテスト 4 おわりに |
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第4章 理由をめぐる生活実践と法 |
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1 問題関心 2 離職理由のジレンマ 3 理由問題のスパイラル 4 若干の展望 |
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第5章 葛藤乗り越え過程における“人びとのやり方” |
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1 問題意識 2 ヒアリング・データの分析 3 考察と仮説 4 まとめと今後の課題 |
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第Ⅱ部 領有からはみ出す声とからだ |
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第6章 身構えとしての声 |
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1 声に現れる日常と法 2 記述される事実 3 出来事を出来事以外で語ること 4 交渉秩序の反照的生成 |
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第7章 紛争過程における当事者の声 |
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1 はじめに 2 事例 3 望まれる声 4 転移と支援 5 おわりに |
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第8章 ナラティヴとメディエーション |
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1 はじめに 2 <問題>の解決から<物語>の改訂へ 3 混沌の語り 4 声の復唱 5 声に立ち会うこと 6 おわりに |
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第9章 痛みと償い |
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1 はじめに 2 問題の所在 3 意味づけプロセスとしての喪失 4 理解から攪乱へ 5 おわりに |
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第10章 痛みと紛争解決 |
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1 問題の所在 2 痛みは語れるか? 3 声に立ち会う 4 痛みの声と紛争解決 5 おわりに |
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第11章 身体的関わりと了解 |
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1 問題の所在 2 からだで確かめる事実 3 保護者説明会 4 検証委員会 5 了解基盤としての身体的関わり 6 訴訟 7 求められる関わりの形 8 おわりに |