タイトルコード |
1000100711632 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中小製造業の技術経営 |
書名ヨミ |
チュウショウ セイゾウギョウ ノ ギジュツ ケイエイ |
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持続的競争力の源泉を確保するには何をなすべきか |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
鈴木 直志/著
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著者名ヨミ |
スズキ ナオシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
同友館
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出版年月 |
2019.4 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-496-05409-9 |
ISBN |
4-496-05409-9 |
数量 |
7,423p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
336.17
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件名 |
技術経営
中小企業
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注記 |
文献:p397〜410 |
内容紹介 |
持続的競争力を発揮してきた中小製造業の要因が技術経営にあると捉え、アンケート資料やヒアリング資料を分析・考察。長期的と短期的の技術進化や、コア技術を市場に繫げるための具体的な方策を提示する。 |
著者紹介 |
千葉商科大学大学院政策研究科政策専攻博士課程学位取得、博士(政策研究)。同大学院商学研究科准教授。中小企業診断士、税理士、社会保険労務士。 |
目次タイトル |
序章 |
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1.問題提起 2.中小製造業の競争要因の変化 3.中小製造業の技術に関する先行研究 4.分析の枠組み 5.研究方法 6.主な結論と主張 7.本書の構成 |
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第1章 時系列の環境変化と競争要因としての技術の重要性の変遷 |
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第1節 中小製造業を取り巻く環境変化と技術の発展 第2節 下請構造の変化と技術の発展(『中小企業白書』を中心とした概観) 第3節 技術に係る中小企業政策の変遷と背景 第4節 中小製造業の技術進化に係る研究仮説の導出 |
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第2章 中小製造業の成長における「大きな技術変化」の重要性 |
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第1節 バブル崩壊以降の「大きな技術変化」と企業成長の関連性 第2節 「大きな技術変化」と技術戦略の関連性 第3節 「大きな技術変化」の類型化による変化内容の二次分析 第4節 「大きな技術変化」に係る中小一般製造業とモノ作り300社の比較分析 第5節 時系列の変化から見たヒアリング調査資料の「大きな技術変化」の二次分析 |
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第3章 長期的な視点に基づく「技術戦略」の重要性とあり方 |
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第1節 中小製造業における長期的・短期的な技術進化の取り組みの重要性 第2節 「大きな技術変化」を生じさせた技術戦略の4要素(技術・市場・製品・組織能力) 第3節 「技術戦略」の類型化とその特徴 第4節 ヒアリング先企業が「大きな技術変化」を生じさせた「技術戦略」の二次分析 第5節 中小製造業の「コア技術戦略」 |
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第4章 日常の「技術マネジメント」の重要性とあり方 |
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第1節 「技術」の構成要素(「人的資源」、「設備・情報システム」、「組織ルーチン」) 第2節 「人的資源」の重要性とあり方(二次分析) 第3節 「設備・情報システム」の重要性とあり方(二次分析) 第4節 「組織ルーチン(人的資源と設備・情報システムを動かす仕組み)」の重要性とあり方(二次分析) 第5節 仮説1、仮説2、仮説3に関する再検証(長期的技術進化と短期的技術進化の両立の重要性の実証分析) |
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第5章 コア技術を核とした市場開拓 |
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第1節 コア技術を市場開拓に繫げるための鳥瞰図 第2節 アンケート資料の二次分析に見るコア技術と市場開拓 第3節 コア技術を市場開拓に繫げるための処方箋 |
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第6章 モジュラー(組み合わせ)型産業における中小製造業のあり方 |
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第1節 産業のアーキテクチャ(設計思想)の観点から見た競争要因の変化 第2節 モジュラー型産業の特徴と覇権者(プラットフォーム・リーダーシップ、キーストーン戦略、エコシステム、ダイナミック・ケイパビリティ) 第3節 顧客発の技術革新の増大 第4節 モジュラー型産業における中小製造業のあり方(電機産業などの事例の二次分析) |
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第7章 インテグラル(擦り合わせ)型産業における中小製造業のあり方 |
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第1節 インテグラル型産業の特徴と覇権者(藤本理論を中心として) 第2節 日本の産業におけるインテグラル型の適合性と国際競争力 第3節 藤本理論における中小企業政策論について 第4節 インテグラル型産業における中小製造業のあり方(事例の二次分析) 第5節 産業のアーキテクチャの観点から見た中小製造業のあり方(まとめ) |
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おわりに |
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1.本研究から導き出される示唆 2.既存研究との比較から見た本研究の意義・含意 3.今後の研究課題 |