タイトルコード |
1000100716990 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
古代都城の空間操作と荘厳 |
書名ヨミ |
コダイ トジョウ ノ クウカン ソウサ ト ソウゴン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
岩永 省三/著
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著者名ヨミ |
イワナガ ショウゾウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
すいれん舎
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出版年月 |
2019.6 |
本体価格 |
¥5500 |
ISBN |
978-4-86369-582-5 |
ISBN |
4-86369-582-5 |
数量 |
3,481p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.3
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件名 |
日本-歴史-古代
都城
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内容紹介 |
古代天皇大嘗宮の移動に隠されたものは何か? 天皇の宮と譲位した太上天皇の宮の関係はどうだったのか? 日本の古代都城、王宮中枢部や儀式空間の構造、都城を荘厳する仏寺の構成要素などについて論じる。 |
著者紹介 |
1956年東京生まれ。九州大学大学院文学研究科修士課程修了。同大学総合研究博物館副館長、教授。 |
目次タイトル |
序論 |
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第1章 大嘗宮移動論 |
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はじめに Ⅰ 奈良時代の大嘗宮遺構の検討 Ⅱ 太政官と藤原氏 Ⅲ 大嘗宮の移動をめぐって 補記 |
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第2章 大嘗宮移動論補説 |
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はじめに Ⅰ 藤原宮の大嘗宮 Ⅱ 平城宮の大嘗宮再考 補説 |
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第3章 大嘗宮の付属施設 |
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Ⅰ 大嘗宮遺構の発見 Ⅱ 大嘗宮周囲の遺構群概観 Ⅲ 大嘗宮周囲遺構群の検討 |
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第4章 内裏改作論 |
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Ⅰ 王権論の一環としての宮の研究 Ⅱ 平城宮内裏の改作 Ⅲ 内裏改作と歴代遷宮 |
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第5章 二重権力空間構造論 |
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はじめに Ⅰ 王権論の一環としての宮の研究 Ⅱ 奈良時代諸宮における御在所遺構-平城宮・恭仁宮・紫香楽宮の御在所 Ⅲ 奈良時代における二重権力状況の空間的表現 |
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第6章 古代都城における帝国標章の浮沈 |
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はじめに Ⅰ 石母田正の「東夷の小帝国」論 Ⅱ 帝国維持のための諸政策 Ⅲ 宮中枢部構造の変化と帝国標章 Ⅳ 大宰府政庁の構造の原型 Ⅴ 西海道国庁の建物配置の再検討 補説 |
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第7章 日本における都城制の受容と変容 |
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はじめに Ⅰ 都城設計の基盤となる中国の思想・儀礼・国家機構の概観 Ⅱ 都城制の受容・改変の具体像 Ⅲ 中国都城制の導入と変容の特性 Ⅳ 律令制社会の変容と都城の変貌 |
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第8章 老司式・鴻臚館式軒瓦出現の背景 |
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はじめに Ⅰ 老司Ⅰ式軒瓦 Ⅱ 鴻臚館Ⅰ式軒瓦 おわりに 補説 |
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第9章 正倉院正倉の奈良時代平瓦をめぐる諸問題 |
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Ⅰ 調査の契機 Ⅱ 問題の所在-調査目的 Ⅲ 平瓦の種類と技術的特徴 Ⅳ 考察 おわりに 補説 |
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第10章 頭塔の系譜と造立事情 |
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Ⅰ 頭塔とは Ⅱ 頭塔の構造 Ⅲ 仏塔としての頭塔の系譜 Ⅳ 頭塔造立の構想と事情 補説 |
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第11章 段台状仏塔の構造と系譜 |
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Ⅰ 日本の類例 Ⅱ 構造・構築法の比較 Ⅲ 南方系説 Ⅳ 朝鮮半島の類例 Ⅴ 中国系の考え方 Ⅵ 段台状仏塔の発想源 補説 |
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第12章 蟹満寺本尊・薬師寺金堂本尊をめぐる諸問題 |
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Ⅰ 蟹満寺釈迦像をめぐる諸問題 Ⅱ 薬師寺金堂薬師像をめぐる諸問題 Ⅲ 歴史的脈絡の検討 Ⅳ 蟹満寺釈迦像と薬師寺金堂薬師像との関係 補説 |