タイトルコード |
1000100786369 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
乳児期における社会的学習 |
書名ヨミ |
ニュウジキ ニ オケル シャカイテキ ガクシュウ |
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誰からどのように学ぶのか |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
奥村 優子/著
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著者名ヨミ |
オクムラ ユウコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-13-016122-0 |
ISBN |
4-13-016122-0 |
数量 |
7,170p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
376.11
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件名 |
乳幼児心理学
学習心理学
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注記 |
文献:p151〜167 |
内容紹介 |
乳児は誰から、どのように学習しているのか? ロボットからも学習できる? アイコンタクトや言語が学習に及ぼす影響とは? 発達心理学の視点から乳児の認知機能に注目し、その学習メカニズムを科学的に明らかにする。 |
著者紹介 |
京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。NTTコミュニケーション科学基礎研究所研究主任。京都大学総長賞、京都大学たちばな賞奨励賞受賞。 |
目次タイトル |
第1章 乳児期における社会的学習研究の動向 |
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1-1 乳児における知識獲得 1-2 乳児期における社会的学習 1-3 ナチュラル・ペダゴジー理論 1-4 エージェント(行為者)の役割 1-5 明示シグナルの役割 1-6 まとめ |
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第Ⅰ部 誰から学習するか-情報源としてのエージェント |
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第2章 ヒトからの学習は特別か(研究1) |
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2-1 情報源としてのエージェント 2-2 ヒトとロボットの視線が学習に及ぼす影響(実験1) 2-3 ロボットはエージェントとして有効か(実験2) 2-4 注意の増加と学習との関係(実験3) 2-5 まとめ |
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第3章 ヒトとロボットの視線からの影響力の差異(研究2) |
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3-1 乳児における視線の参照的性質の理解 3-2 ヒトとロボットの視線追従にもとづく物体予測の発達(実験4) 3-3 まとめ |
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第4章 ロボットからの学習は可能か(研究3) |
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4-1 コミュニカティブな明示シグナルの重要性 4-2 ロボットに音声手がかりを付与した効果(実験5) 4-3 ロボットに非言語的音刺激を付与した場合との比較(実験6) 4-4 まとめ |
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第Ⅱ部 どのように学習するか-視線と言語という明示シグナル |
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第5章 物体学習場面でのアイコンタクトの効果(研究4) |
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5-1 学習場面における明示シグナル 5-2 乳児期における物体情報処理 5-3 アイコンタクトが物体処理に与える効果(実験7) 5-4 まとめ |
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第6章 視線追従・物体認識と語彙獲得の関連(研究5) |
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6-1 視線追従後の物体認識への着目 6-2 視線追従と言語発達の縦断研究(実験8) 6-3 注意のみで物体認識が高められるか(実験9) 6-4 まとめ |
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第7章 前言語期における方言話者への社会的選好(研究6) |
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7-1 内集団メンバーの指標としての言語 7-2 内集団メンバーの指標としてのアクセント 7-3 方言話者に対する社会的選好の発達(実験10) 7-4 まとめ |
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終章 乳児期における社会的学習の成立要因 |
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終-1 本書をふりかえって 終-2 エージェントの観点から 終-3 明示シグナルの観点から 終-4 明示シグナルと注意シグナル 終-5 エージェントと明示シグナルの相互作用の観点から 終-6 ナチュラル・ペダゴジー理論への反駁に対して 終-7 ナチュラル・ペダゴジー理論のさらなる解明に向けて 終-8 乳児期の社会的学習はどのように成立していくのか 終-9 新しい学習科学への展望 終-10 結語 |