タイトルコード |
1000100734740 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
統治の不安と日本政治のリアリティ |
書名ヨミ |
トウチ ノ フアン ト ニホン セイジ ノ リアリティ |
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政権交代前後の底流と国際比較文脈 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
池田 謙一/著
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著者名ヨミ |
イケダ ケンイチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
木鐸社
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出版年月 |
2019.7 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-8332-2531-1 |
ISBN |
4-8332-2531-1 |
数量 |
264p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
312.1
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件名 |
日本-政治・行政
選挙-日本
政治参加
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注記 |
変動期における投票行動の全国的・時系列的調査研究(JES Ⅳ) |
注記 |
文献:p248〜256 |
内容紹介 |
日本人の中長期的な政治参加・投票行動の底流にある社会環境的・政治環境的・社会文化的な変動を理論的視点から検討。日本の現在を国際比較調査の中で位置づけ、平成後期の日本政治のリアリティの構造を鳥瞰する。 |
目次タイトル |
序章 日本政治のリアリティを解く三つの視点:令和に至る社会の変化の底流をとらえる |
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序.1 本書を構成する三つの視点 序.2 タテ・ヨコ・補助線となる複数の大規模データ 序.3 短いプレヴュー |
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1章 社会関係資本・政治的アクターと投票選択:2009年の政権交代を焦点として |
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1 政治選択の社会環境的要因と政治的アクター 2 2009年政権交代,2012年政権交代を巡る潮流 3 社会環境的要因の先行研究:ネットワークへの注目 4 1976〜2018年の政治心理的・社会関係資本的状況 5 投票行動の社会関係資本的要因・政治的アクター要因の比較分析 6 結論 |
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2章 政党選択の幅と意味ある選択の理論:日本の国政選挙1996年〜2013年 |
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1 人間行動の二重の制約と投票行動 2 政党布置の歴史的文脈 3 意味ある選択と政党支持に対する態度の幅理論 4 仮説の構成 5 用いるデータ:1996年〜2013年 6 マイクロレベルでの分析:投票選択の幅の基本的検討 7 マクロレベルでの分析 8 結論 |
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3章 「インターネット選挙」導入がもたらした変化と国際的文脈 |
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1 能力拡張メディアとしてのインターネットが政治行動において果たす4つの役割 2 日本初の「インターネット選挙」:2013年参議院選挙 3 インターネット選挙とネットのアクティブユーザ:2013年と2016年の参院選 4 CSES 4の世界38選挙のインターネット関連分析:ブッシュ要因の検討 5 2017年衆院選:CSES 5データの分析 6 結論:現時点のインターネット選挙 |
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4章 社会関係資本と文化的価値観:日本の特異性は析出されるか |
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1 「日本特異論」 2 日本特異論を二つの国際比較文脈の中で実証する 3 政治文化と社会関係資本・民主主義の評価に関する仮説 4 データと分析方法 5 アジアンバロメータ調査の分析結果 6 世界価値観調査の分析結果 7 結論 |
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5章 統治の不安と政治意識・行動:日本人の不安の国際的文脈 |
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1 統治の不安とは 2 日本人の統治の不安の国際的な位置と客観データが持つ意味 3 統治の不安の構造 4 統治の不安を形作る要因のロジック 5 統治の不安:二変量間の関連性 6 統治の不安の多変量解析:日本を対象とした分析 7 統治の不安のHLM分析:日本を世界の比較の中で見る 8 結論 |
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終章 不透明な政治のリアリティと先行き感覚の喪失 |
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終.1 短いレヴュー 終.2 出口が見えない:統治の不安と不透明なリアリティ |