| タイトルコード |
1000100752591 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
国際学の道標 |
| 書名ヨミ |
コクサイガク ノ ドウヒョウ |
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地球市民学への道を拓く |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
奥田 孝晴／著
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| 著者名ヨミ |
オクダ タカハル |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
創成社
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| 出版年月 |
2019.10 |
| 本体価格 |
￥３８００ |
| ISBN |
978-4-7944-7078-2 |
| ISBN |
4-7944-7078-2 |
| 数量 |
14,411p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
319
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| 件名 |
国際政治
国際経済
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| 内容紹介 |
ヒロシマ・オキナワの記憶、フェアトレード運動、コメ・核とトウホク、大日本帝国のグランドデザインと戦争責任・戦後処理責任問題など、21世紀の国際学=地球市民学の諸課題を論じる。 |
| 著者紹介 |
1953年生まれ。文教大学国際学部教授・学部長。専攻は国際学、アジア開発経済論。著書に「国際学と現代世界」など。 |
| 目次タイトル |
道標Ⅰ 私たちの国際学 |
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1.「つながり・交わり・関わり」へのこだわり 2.グローバリゼーションという「問題」 3.国際学の系譜と変遷 4.私たちの国際学:その「立ち位置」と課題 5.私たちの国際学の展望:「グローバル人材論」を乗り越える 6.私たちが望むものは… |
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道標Ⅱ 回帰の「現場」 |
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1.国際学の「現場」へ 2.ヒロシマという「現場」 3.ヒロシマ,「いま一つの記憶」から 4.オキナワという「現場」 5.オキナワ,「今」へと連なる道 6.オキナワが切り拓く「これから」 7.回帰すべき視座 |
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道標Ⅲ グローバリゼーションと「豊かさ」について |
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1.「1776年ロンドン&フィラデルフィア」から「2011年フクシマ」へ 2.世界の「周辺部」から「豊かさ」について考える 3.グローバリゼーション下の「豊かさ」と格差の因果律 4.「有限性」への気付き,オルターナティブな技術体系と社会への志向 5.新しい世界認識と人間観の可能性 6.「本当の豊かさ」への行動指針 |
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道標Ⅳ 「連帯の経済学」への視座 |
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1.フェアトレード(FT)運動の背景 2.FT運動のアジェンダ(行動指針) 3.一次産品商品の特性とその問題点:第三世界はなぜ「貧しい」のか? 4.「公正な貿易」をめぐる理論レビュー 5.FT運動へのミクロ経済学的アプローチ 6.市民社会の「力」と成長会計(生産関数)への適用 7.FT運動再考-その意義と危うさ 8.「連帯の経済学」を考える |
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道標Ⅴ 「原子力帝国」への気付き |
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1.「冥王の火」の誕生 2.トリニティーのキノコ雲 3.アラモゴードとポツダムの間 4.ボックスカーが飛んだ空-テニアンから長崎へ 5.「もんじゅ」:「夢の原子炉」の狂騒劇始末 6.六ケ所村から見る「核」社会の風景 7.原発ビジネスとそのグローバル化 8.プルトニウム・ロードの彼方 9.「暗闇の思想」 |
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道標Ⅵ 「コメ」とトウホク |
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1.「原風景」としてのトウホク,あるいはトウホク観について 2.安藤昌益とトウホク-封建社会批判としての「直耕論」 3.大日本帝国にとってのトウホク-日本資本主義の特殊性から 4.石原莞爾のトウホク-トウキョウ論:「周辺ナショナリズム」とアジア主義について 5.植民地産米との競合環境から見る「昭和農業恐慌」と東北地方 6.米価統制と日本型ファシズムがもたらしたもの 7.「周辺部」としてのトウホク再評価 |
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道標Ⅶ 「核」とトウホク |
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1.田中角栄のトウホク-トウキョウ論 2.「総合開発」の時代-或る中央官僚が「トウキョウの向こう」に見た景色 3.「核半島」の地政学:下北半島国道338号線を行く 4.「新・核街道」のタイムトンネル:福島浜通り国道6号線を行く 5.「核」とトウホク-国家体制と共同体の相克劇 6.「大盗のシステム」を断ち切るために |
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道標Ⅷ 衰微するアメリカ,「帝国の原理」を俯瞰する |
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1.リーマン・ショックからトランプ政権の成立へ-その意味するもの 2.西洋覇権の終焉-世界システム論と「帝国の原理」から 3.「帝国の原理」の原風景 4.ソフトパワー:マック,ディズニー,「商品」としての英語… 5.「安保法制」と「マクロ経済均衡式」から見る日米同盟の本質 6.テロの時代・民営化される戦争 7.新しい世界地図を描く |
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道標Ⅸ 「われわれの歴史」の紡ぎ方 |
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1.軋む東アジア世界にあって-「感情の記憶」と歴史の紡ぎ方 2.「知の公共空間」の創造まで 3.トランスナショナルな「共通歴史テキスト」比較研究 4.「知の公共空間」と「学び」の発展過程 5.迷走した「知の公共空間」-研究会の歩みから 6.「知の公共空間」再考 7.「われわれの歴史」を紡ぐこと・その意義 |
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道標Ⅹ 大日本帝国のグランドデザインと戦争責任・戦後処理責任問題 |
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1.「国家が溶解した時」から考える東アジア世界 2.大日本帝国のグランドデザイン・レビュー 3.戦争犯罪・責任意識と「清算作業」に見る日独比較考察 4.グローカルな地平からの市民意識の再構築 5.戦争責任・戦後処理責任問題の総括と「清算」の展望 |
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道標ⅩⅠ 「死者の光景」を繫ぐ |
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1.体制の「重さ」と命の「軽さ」との狭間から 2.「資材」とされた死者たちの光景:ポーランド,ブジェジンカ村〜ビルケナウ絶滅収容所跡 3.「資料」とされた死者たちの光景:ハルビン,七三一部隊遺址 4.「資本」とされた死者たちの光景:東京九段,靖国神社 5.「資源」とされた死者たちの光景:北マリアナ諸島〜広島・長崎の回廊 6.「目前の豊かさ」が生み出した「死者の光景」 7.「死者の思い」と関わり,つながり,交わることの意味 |
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道標ⅩⅡ(終章) 地球市民の実践理性 |
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1.イマニュエル・カントの日常から 2.近代西洋知と「主体」観 3.「アトム的主体」観の下で起こっていること-“Me‐First”の構造 4.現代国際社会と「報復の論理」 5.「報復の論理」の諸様相-「9・11」の衝撃からトランプ現象へ 6.繰り返される『ユートピア』現象? 7.「和解の論理」への道 8.地球市民の実践理性-国際学という学知を携えて |
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<コラム>歴史の舞台を散策する |
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