タイトルコード |
1000100825133 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
地方公共交通の維持と活性化 |
書名ヨミ |
チホウ コウキョウ コウツウ ノ イジ ト カッセイカ |
叢書名 |
日本交通政策研究会研究双書
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叢書番号 |
32 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
青木 亮/編著
寺田 一薫/[ほか]執筆
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著者名ヨミ |
アオキ マコト テラダ カズシゲ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
成山堂書店
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出版年月 |
2020.8 |
本体価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-425-92961-0 |
ISBN |
4-425-92961-0 |
数量 |
11,236p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
681.8
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件名 |
都市交通
バス事業
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内容紹介 |
自動車の普及や少子高齢化・人口減少を背景に困難さが増す地方公共交通。中山間地域における交通手段の確保は重要な政策課題のひとつとなっている。その維持のために地域各地で実施されている創意工夫の取組みを紹介する。 |
著者紹介 |
1967年東京都生まれ。東京経済大学経営学部教授。共編著に「総合研究日本のタクシー産業」など。 |
目次タイトル |
第1章 地域公共交通維持・活性化の制度的枠組み |
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1.1 デマンドバス・コミュニティバスとそのルーツ 1.2 日本のバス市場の変化 1.3 路線の維持・廃止と補助政策 1.4 地域公共交通に関する協議と計画づくり |
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第2章 市町村ごとに異なる路線バス政策にみる課題 |
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2.1 渋川市域の路線バスの特性と課題 2.2 利根沼田地域における路線バスの現状・課題 2.3 吾妻郡内の状況と課題 2.4 運賃負担の軽減をはかった利用促進策 2.5 路線バスの利用促進に関わる諸要素の考察 2.6 総括的考察 |
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第3章 地方都市における交通モード間連携施策の現状 |
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3.1 地域公共交通政策の変化と交通モード間連携の必要性 3.2 事例研究:長野県松本市 3.3 松本市における交通モード間連携施策の現状 3.4 松本市を通した交通モード間連携施策の示唆 3.5 おわりに |
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第4章 路線バスを利用した貨客混載の取組み |
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4.1 路線バスによる貨客混載の系譜 4.2 路線バスによる宅配便輸送 4.3 路線バスによる農産物輸送 4.4 貨客混載は切り札となりうるか |
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第5章 上限200円バスの展開 |
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5.1 上限200円の端緒 5.2 上限200円運賃の近隣地域への波及 5.3 全但バス神鍋線における上限200円運賃 5.4 おわりに |
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第6章 地域公共交通におけるデマンドタクシーの導入 |
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6.1 雲南市の概要 6.2 掛合地域の「だんだんタクシー」 6.3 雲南市発足後の「だんだんタクシー」 6.4 おわりに |
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第7章 観光振興と公共交通アクセス |
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7.1 公共交通機関を利用した周遊が困難な事例 7.2 公共交通機関を利用したアクセスが困難な世界遺産の事例 7.3 福祉目的と観光利用を両立した循環バスの事例 7.4 各事例の課題と今後の展望 |
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第8章 西多摩エリアの観光と公共交通 |
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8.1 西多摩エリアの観光と交通 8.2 西多摩エリアの観光と交通の現状 8.3 西多摩エリアにおける公共交通の利用者増加に向けて 8.4 おわりに |
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第9章 地域交通の維持における住民参画の意義と課題 |
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9.1 取組みの背景 9.2 あおばすの運行に関わる主体とその役割 9.3 あおばすが持続している要因 9.4 今後の課題 |
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第10章 住民組織によるバス路線開設 |
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10.1 住民組織を活用した交通空白地域の解消の検討 10.2 住民組織を活用した交通空白地域の解消に向けた課題 10.3 陣川あさひ町会の地域概況と交通概況 10.4 陣川あさひ町会における取組みの背景と現状 10.5 おわりに |
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第11章 地域全体で取り組む新しい公共交通 |
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11.1 山古志・太田地区における「クローバーバス」の仕組み 11.2 クローバーバスの成果と特徴 11.3 地域住民主体の組織を目指して |
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第12章 「自家用有償旅客運送」の活用 |
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12.1 京都府京丹後市丹後町「デマンドバス」「ささえ合い交通」 12.2 兵庫県養父市「やぶくる」 12.3 事例の比較からみえること |
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第13章 持続ある公共交通維持策へ |
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13.1 輸送特性と交通手段選択 13.2 公共交通サービスの選択と社会的費用 13.3 取り上げた事例の人口規模 13.4 本書の事例からみる施策の特長 |