タイトルコード |
1000100759877 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
小児失語症の言語回復 |
書名ヨミ |
ショウニ シツゴショウ ノ ゲンゴ カイフク |
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ランドー・クレフナー症候群と自閉症の比較から |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
星 浩司/著
宮里 恭子/著
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著者名ヨミ |
ホシ コウジ ミヤザト キョウコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
慶應義塾大学出版会
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出版年月 |
2019.11 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-7664-2639-7 |
ISBN |
4-7664-2639-7 |
数量 |
5,191p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
801.04
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件名 |
言語発達
失語症
児童精神医学
自閉症
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注記 |
文献:p167〜185 |
内容紹介 |
てんかん性失語症「ランドー・クレフナー症候群」を内言語と臨界期の観点から探究。母語獲得の臨界期仮説、及び心と言語のモジュール性を証明する現象として注目に値することを説き、発話を促すための医療的介入法を提案する。 |
著者紹介 |
1965年生まれ。慶應義塾大学経済学部教授、同大学言語文化研究所兼担所員。 |
目次タイトル |
序論 |
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第1章 小児失語症としてのランドー・クレフナー症候群 |
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1.ランドー・クレフナー症候群(LKS)とは 2.脳損傷を伴う小児失語症との相違点(発症年齢と予後の相関関係) 3.脳波異常を伴う他の小児脳疾患との比較(LKSとBECTS・CSWS) 4.自閉症との比較(LKSとARのリスクマーカー) |
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第2章 人間の言語の仕組み |
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1.言語学を理解するためのキーワード 2.内在化された言語:レネバーグの潜在(的言語)構造と実現構造/チョムスキーの普遍文法とI言語 3.レネバーグの母語獲得モデルと臨界期仮説 4.レネバーグの共鳴理論と脳波律動 5.モジュール性 |
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第3章 言語理解と発話のメカニズム |
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1.言語の理解と発話の脳内メカニズム 2.LKSに見られる言語障害の発生メカニズム 3.レネバーグの失語症理論とLKSへの応用 |
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第4章 LKSからの言語回復と発話促進への治療法 |
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1.tDCS(経頭蓋直流電流刺激) 2.tDCSを用いた言語回復への仮説 3.レネバーグの脳波律動に関する仮説からの提言 |
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第5章 言語進化 |
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1.言語進化(生物進化vs.文化進化) 2.レネバーグの言語の生物学的鋳型(=「潜在<的言語>構造」)と言語機能 3.生物進化から文化進化への移行 4.言語進化から言語障害の医学的治療への貢献の可能性 |
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第6章 今後の展望に向けて |
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1.自閉症とLKS 2.心の理論と周囲の関わり方 3.LKS児の言語獲得のための教育的示唆 |
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結論(本書のまとめと提言) |