タイトルコード |
1000100771698 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
体罰・暴力・いじめ |
書名ヨミ |
タイバツ ボウリョク イジメ |
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スポーツと学校の社会哲学 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
松田 太希/著
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著者名ヨミ |
マツダ タイキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
青弓社
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出版年月 |
2019.12 |
本体価格 |
¥2400 |
ISBN |
978-4-7872-3463-6 |
ISBN |
4-7872-3463-6 |
数量 |
253p |
大きさ |
19cm |
分類記号 |
375.2
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件名 |
体罰
コーチ(スポーツ)
いじめ
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内容紹介 |
なぜ人はスポーツや学校の場で暴力を振るうのか。スポーツの暴力性や、本質的に規範という暴力をはらんだ学校教育の姿を浮かび上がらせ、「暴力的存在としての人間」という哲学の視座から、暴力との向き合い方を指し示す。 |
著者紹介 |
1988年岡山県生まれ。広島大学大学院教育学研究科学習開発学専攻博士課程修了。同大学特別研究員。博士(教育学)。専攻は暴力論、スポーツ哲学、教育学。 |
目次タイトル |
序章 暴力の記憶 |
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1 野球の世界で経験した暴力 2 バレーボールへの転向と子どもへの悲惨な暴力 3 暴力の記憶にあらがって 4 糸が切れた 5 それでもなお |
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第1章 暴力に力強く向き合うために重要な事柄 |
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1 是非論を超えて 2 スポーツと学校の暴力 3 暴力(に関わる人間)をどう描くか 4 暴力の社会哲学の具体的なありよう |
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第2章 スポーツの本質に関わる暴力性 |
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1 スポーツの本質の一側面としての暴力性 2 指導者はなぜ体罰をおこなうのか |
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第3章 指導者-選手関係の暴力性 |
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1 フロイトの集団心理学への着目 2 従来の研究への不満 3 リビドー概念について 4 集団形成における「ほれこみ」と「同一視」 5 「ほれこみ」から「理想化」へ 6 体罰をおこなう心性 |
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第4章 選手間関係の暴力性 |
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1 事後的に騒ぐのをやめろ 2 先行研究の問題 3 選手間関係の基本構造 4 フロイトからジラールへ 5 ジラール暴力論批判 6 欲望の対象の稀少性 7 ジラールを超えて |
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第5章 科学と暴力からみるスポーツ指導 |
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1 スポーツ科学への盲信の危険性 2 スポーツ指導の暴力性/暴力としてのスポーツ指導 3 スポーツ指導と暴力の交点 4 超越と暴力 5 <たそがれ>の暴力 6 再び科学の問題性 |
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第6章 学校教育の本質に関わる暴力性 |
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1 教育研究における従来の暴力理解 2 教育と暴力の密約的関係 3 生徒=自己規律的な主体 4 「巧みな回収」と生徒の自我の様相 5 「巧みな回収」を目指す教師 6 根源的な暴力性を超えて考えるべきこと |
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第7章 教師-生徒関係の暴力性 |
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1 近代教育と暴力 2 子どもの他者性の尊重=教育の不可能性の尊重? 3 教師という存在の本質に関わる暴力性 4 教師という存在の暴力性とその病理 |
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第8章 生徒間関係の暴力性 |
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1 いじめ論のパターン 2 いじめ論の落とし穴 3 いじめに関する哲学的考察 4 諏訪と小浜のいじめ論 5 「最後の気晴らし」としてのいじめ |
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終章 これからも考えていくために |
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1 暴力に力強く向き合うために 2 暴力に力強く向き合い続けていくために |