タイトルコード |
1000100041952 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
韓国における日本語教育必要論の史的展開 |
書名ヨミ |
カンコク ニ オケル ニホンゴ キョウイク ヒツヨウロン ノ シテキ テンカイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
河先 俊子/著
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著者名ヨミ |
カワサキ トシコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
ひつじ書房
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出版年月 |
2013.2 |
本体価格 |
¥7200 |
ISBN |
978-4-89476-632-7 |
ISBN |
4-89476-632-7 |
数量 |
8,314p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
372.21
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件名 |
韓国-教育
外国語教育
日本語
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注記 |
文献:p301〜307 |
内容紹介 |
韓国の人々の日本語教育に対する認識を社会的文脈との相互作用を踏まえて分析し、通史的に記述。なぜ日本語教育が再開され発展してきたのか、なぜ日本語教育の目標が変わったのかという問いに答える。 |
著者紹介 |
秋田県生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化創成科博士後期課程修了。人文科学博士。フェリス女学院大学留学生センター専任講師を経て、国士舘大学21世紀アジア学部准教授。 |
目次タイトル |
第1章 学習者の認識を通して日本語教育史を記述する意義 |
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1 問題関心 2 先行研究 3 本書の目的 |
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第2章 日韓関係、必要性・適合性、民族の主体性-分析の枠組み- |
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1 研究の方法 2 分析の視角 3 史料の収集 4 研究の限界 5 時代区分と本書の構成 |
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第3章 近代化、民族意識と日本語教育-開化期と植民地支配期- |
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1 開化期-近代化と日本語教育- 2 植民地支配期-民族意識の高まりと日本語教育- 3 小括 |
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第4章 日本語教育必要論の萌芽とその否定-1960年以前- |
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1 韓国語の取り戻しと日本語の排除 2 文教部の日本語教育否定論-日本語解読参考書問題- 3 李承晩政権の対日政策 4 市民間に芽生える日本語教育必要論 5 小括 |
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第5章 日本語教育必要論の登場-1960年から1971年- |
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1 日本語教育必要論の登場 2 日本語教育必要論出現の文脈 3 日本語講習所に対する取締りと反日言説 4 小括 |
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第6章 日本語教育必要論の多様化-1972年から1979年- |
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1 日本語教育強化政策の決定過程 2 日本語教育をめぐる知識人の議論 3 日本語学習者の必要論と国民意識としての主体性 4 日本側の日本語普及支援 5 小括 |
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第7章 日本研究型必要論の登場-1980年代- |
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1 日本語教育の拡大 2 国際化に備える教育 3 変質する高等学校の日本語教育 4 日本研究型必要論 5 日韓文化交流と対日報道 6 日本語学習者の認識 7 小括 |
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第8章 交流・相互理解型必要論の台頭-1990年代- |
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1 民主化以降の韓国社会と日韓関係 2 日本語教育の普及 3 外国語教育強化政策 4 交流・相互理解型必要論とその展開 5 日本語教育を取り巻く諸言説 6 日本語学習者の認識 7 小括 |
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第9章 日本研究者による交流・相互理解型必要論の形成過程 |
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1 分析の方法 2 交流・相互理解型必要論の形成プロセス 3 小括 |
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第10章 日韓関係、民族の主体性と日本語教育 |
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1 なぜ日本語教育が再開され、発展したのか 2 日本語を習得した肯定的な自己像 3 展望と今後の課題 |