タイトルコード |
1000100779598 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
室町・戦国期の土倉と酒屋 |
書名ヨミ |
ムロマチ センゴクキ ノ ドソウ ト サカヤ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
酒匂 由紀子/著
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著者名ヨミ |
サカワ ユキコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥8500 |
ISBN |
978-4-642-02961-2 |
ISBN |
4-642-02961-2 |
数量 |
8,265,4p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
216.2
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件名 |
京都市-歴史
日本-歴史-室町時代
日本-歴史-安土桃山時代
土倉
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内容紹介 |
京都上層の民衆集団・町衆の代表的存在で、都市経済を支える金融業者と位置づけられてきた土倉・酒屋。その本来の身分を史料から見出し、権力とのつながりを解明。応仁・文明の乱前後の実態分析から京都の社会構造を検討する。 |
著者紹介 |
立命館大学大学院文学研究科人文学専攻日本史専修博士後期課程修了。同大学衣笠総合研究機構専門研究員。 |
目次タイトル |
序章 中世後期の社会構造と土倉・酒屋 |
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一 本書の課題 二 本書の構成 |
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第一部 京都の「土倉」の実態 |
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第一章 戦国期京都の「土倉」と大森一族 |
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はじめに 一 大森一族の活動とその特徴 二 京郊の「土豪」とその活動 三 天文一五年の分一徳政令史料にみえる貸借の背景 おわりに |
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第二章 応仁・文明の乱以前の土倉の存在形態 |
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はじめに 一 『看聞日記』にみえる土倉 二 『建内期』にみえる土倉 三 僧籍上の所属寺院と土倉 おわりに |
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第三章 中世の「土倉」に関する解釈の淵源 |
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はじめに 一 明治期における研究とその環境 二 大正期の研究とその研究環境 おわりに |
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補論 室町時代の東寺執行方公人 |
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第二部 京都の「酒屋」と室町幕府 |
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第一章 神宮御倉と室町幕府 |
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はじめに 一 「神宮御倉」 二 神宮造替と幕府 おわりに |
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第二章 禁裏御倉と室町幕府 |
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はじめに 一 禁裏御倉と室町幕府 二 野洲の禁裏御倉再就任とその実態 おわりに |
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第三章 応仁・文明の乱後の酒屋・土倉と「武家被官」 |
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はじめに 一 山門による支配と武家による支配 二 武家被官が酒屋・土倉などとなる理由 おわりに |
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補論 戦国期の蔵人所御蔵と洛中の住居 |
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付論1 中世の節供 |
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はじめに 一 「御節供」 二 「節供」 おわりに |
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付論2 真継家と配下の鋳物師 |
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はじめに 一 鋳物師田中家と酒造 二 枚方村金屋忠兵衛と岡村金屋五右衛門 三 「仁左衛門」の登場と真継家 おわりに |
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終章 中世後期の京都研究の問題と展望 |
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一 本書の成果と課題 二 土倉・酒屋に関する諸問題 |