タイトルコード |
1000100780557 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
歴史としての日教組 上巻 |
巻次(漢字) |
上巻 |
書名ヨミ |
レキシ ト シテ ノ ニッキョウソ |
各巻書名 |
結成と模索 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
広田 照幸/編
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著者名ヨミ |
ヒロタ テルユキ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-8158-0972-0 |
ISBN |
4-8158-0972-0 |
数量 |
6,311,16p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
374.37
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件名 |
日本教職員組合
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注記 |
文献:巻末p9〜15 |
内容紹介 |
膨大な非公開史料や関係者へのインタビューに基づき、日教組の歴史を学術的に徹底検証。上は、戦後の労働運動での立ち位置から、独自の教育理念や「教師の倫理綱領」の作成まで、初期の模索を跡づける。 |
著者紹介 |
1959年生まれ。東京大学大学院教育学研究科修了。日本大学文理学部教授、日本教育学会会長。著書に「教育言説の歴史社会学」「大学論を組み替える」など。 |
目次タイトル |
第Ⅰ部 結成と模索 |
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序章 日教組の歴史を検証する |
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一 日教組の歴史をどう見ていくか 二 本巻の視点と構成 |
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第1章 総評結成前の立ち位置の選択 |
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はじめに 一 日教組内部の人事・方針決定の様子 二 労働戦線の中における日教組の立ち位置 おわりに |
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第2章 一九四九年度中央執行委員の分類 |
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はじめに 一 執行部の交代や分裂を経験しなかった日教組 二 職能団体的志向性の存在 三 一九四九年度日教組中執の分類のための作業 四 分類をもとにした事例分析の例 おわりに |
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第3章 労働戦線分裂と政治情勢変化の中で |
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はじめに 一 国内・国際的な労働戦線の状況と分析の視点 二 労働戦線分裂の情勢分析と路線選択 三 一九四九年前半の混乱する労働戦線と路線選択 四 一九四九年後半の労働戦線の決定過程 五 塩原大会の議案の作成 おわりに |
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第4章 法的地位の変化とその影響 |
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はじめに 一 公務員制度改革をめぐる四つの立場 二 公務員制度改革をめぐる政治過程 三 労働組合と職能団体という二つの顔 四 投影される日教組 おわりに |
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第5章 マッカーサー書簡、政令二〇一号と日教組 |
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はじめに 一 マ書簡、政令二〇一号発出の背景と労働戦線の状況 二 マ書簡・政令二〇一号への積極的な対応 三 方針の見直し おわりに |
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第6章 スローガン「教え子を再び戦場に送るな」の誕生 |
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はじめに 一 当事者の証言 二 「教え子」フレーズの登場 三 フレーズの活用 四 「教え子」スローガンの誕生 おわりに |
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第7章 「教師の倫理綱領」の作成過程 |
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はじめに 一 倫理綱領草案の作成 二 草案の修正過程 三 倫理綱領の普及 四 「解説」の作成 おわりに |
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結論に代えて |
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一 「日教組=共産党支配」像の誤り 二 主流派をどう見るか 三 交渉力を奪われていった中での闘い 四 日教組独自の理念の形成 五 一九五〇年代の日教組を理解するために |