タイトルコード |
1000101158916 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
身近な地域の地理学 |
書名ヨミ |
ミジカ ナ チイキ ノ チリガク |
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地誌の見方・考え方 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
牛垣 雄矢/編
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著者名ヨミ |
ウシガキ ユウヤ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
古今書院
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出版年月 |
2024.5 |
本体価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-7722-8125-6 |
ISBN |
4-7722-8125-6 |
数量 |
4,104p |
大きさ |
26cm |
分類記号 |
290.1
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件名 |
地理学
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内容紹介 |
東京の外港としての歴史が築いた「横浜」、大型商業施設が集まる「立川」…。「身近な地域」とされるスケールで日本国内の12の地域を取り上げ、地理学の見方・考え方を用いて、地域の読み解き方を示す。 |
著者紹介 |
神奈川県生まれ。日本大学大学院理工学研究科地理学専攻博士後期課程修了。東京学芸大学准教授。博士(理学)。著書に「まちの地理学」など。 |
目次タイトル |
序章 地域に対する地理的な見方・考え方の基礎 |
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1.地理学とは,地誌学とは 2.まとまりとしての「地域」 3.地域の構造 4.地域・空間や地図のスケール 5.地誌学のとらえ方の例 6.学習指導要領解説が示す地理的な見方・考え方 |
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1章 東京の外港としての歴史が築いた地域性-横浜 |
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1.東京の外港としての横浜の歴史 2.大都市としての横浜,郊外としての横浜 3.港町の雰囲気と異国情緒が漂う横浜都心部 4.港町を中核事項とした横浜の動態地誌 |
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2章 工場からマンションへ,生産から生活の場へ-川崎 |
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1.川崎の“地理的位置” 2.工業化の歴史の中で築かれた地理的特徴 3.人口・マンションからみる地理的特徴 4.商業からみる地理的特徴 5.川崎駅周辺の再開発とジェントリフィケーション 6.動態地誌と歴史的視点・空間的視点で川崎をとらえる |
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3章 大型商業施設が集まるまち-立川 |
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1.都市開発が進むまち 2.1920年代以降-鉄道の開通と飛行場の進出 3.1945年以降-基地の町としての立川 4.1980年代以降-基地返還から現在の街へ |
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4章 江戸・東京との近接性を軸にした地域構造の変化-千葉県 |
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1.地域構造のとらえ方 2.江戸・東京との近接性 3.コントラストをとらえる |
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5章 江戸・東京との関係で築かれた歴史的景観-川越 |
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1.「小江戸・川越」の特徴と魅力 2.江戸・東京とのつながりの歴史 3.鉄道開通がもたらした影響 4.景観保全と観光地化 5.動態地誌的に地域をとらえる |
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6章 地形がもたらす魅力と課題-甲府盆地 |
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1.甲府盆地の地形と人間活動 2.ぶどう栽培の拡大の背景 3.地域資源と地理的背景 4.地形を中核とした甲府盆地の動態地誌 |
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7章 雪国に起きる開発の動き-越後湯沢 |
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1.自然への働きかけと開発 2.雪国の開発地盤 3.雪国の交通・観光地開発 4.雪国の開発を越えて |
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8章 首都としての都市の発達-東京 |
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1.城下町江戸の形成 2.城下町江戸の発達 3.リサイクル社会と盛り場 4.封建都市から近代都市への変化 5.鉄道網と都市の発達・都市構造との関係 6.土地利用の変化(近世・近代・現代) 7.戦後の都市計画 8.都市化と都市機能の集積・分散 9.都心再開発と東京一極集中 10.首都としての東京の発達と役割 |
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9章 世界に注目されるまち-盛岡 |
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1.盲目な身近な地域と世界の“Morioka” 2.盛岡の消費文化 3.城下町盛岡 4.空間的拡大とそれに付与する盛岡の魅力 5.地域の「当たり前」を見直す |
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10章 旧城下町都市の空間構造とまちづくりの関係-犬山 |
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1.城下町は空間構造が面白い! 2.犬山市の概要 3.犬山城下町の空間構造 4.鉄道開通後の犬山城下町の変化 5.観光資源の立地と観光客の回遊 6.犬山城下町はまちづくりがうまい! |
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11章 港湾機能の変化に伴う市街地の移動-神戸 |
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1.海港都市・神戸 2.神戸における労働の景観 3.コンテナ化による変化 4.さらなる埋め立て地建設と阪神淡路大震災 5.港湾機能の変化と神戸の市街地移動 |
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12章 明石海峡大橋開通に伴う交通と商業の変化-徳島 |
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1.結節地域のとらえ方 2.神戸・鳴門ルート開設による交通の変化 3.交通の変化による徳島の商業の変化 |