タイトルコード |
1000100784050 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
人文主義の言語思想 |
書名ヨミ |
ジンブン シュギ ノ ゲンゴ シソウ |
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フンボルトの伝統 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
ユルゲン・トラバント/[著]
村井 則夫/監訳
齋藤 元紀/監訳
伊藤 敦広/監訳
梅田 孝太/共訳
辻 麻衣子/共訳
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著者名ヨミ |
ユルゲン トラバント ムライ ノリオ サイトウ モトキ イトウ アツヒロ ウメダ コウタ ツジ マイコ |
著者名原綴 |
Trabant Jürgen |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩波書店
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥8600 |
ISBN |
978-4-00-061396-5 |
ISBN |
4-00-061396-5 |
数量 |
15,320,28p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
801.01
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件名 |
言語哲学
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個人件名 |
Humboldt Karl Wilhelm von |
注記 |
原タイトル:Traditionen Humboldts |
注記 |
文献:巻末p5〜21 フンボルト著作一覧:巻末p23〜25 |
内容紹介 |
言語と知性の多様性を唱え、比較人間論を構想したヴィルヘルム・フォン・フンボルト。彼の言語哲学が、ライプニッツ、ヘーゲル等と共振しつつ織りなすドイツ人文主義の諸伝統を、言語哲学者が壮大な思想史として描き出す。 |
著者紹介 |
1942年生まれ。ベルリン自由大学ロマンス言語名誉教授。著書に「フンボルトの言語思想」など。 |
目次タイトル |
第一章 「恣意的記号からかけ離れたもの」 |
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一 記号 二 母語の発見と記号論の伝統 三 ラテン語の刷新と新たな記号論の出現 四 俗語の勝利と、記号論的伝統への回帰 五 失われた普遍性を求めて 六 個別言語の意味論への道 七 根源の記号学 八 記号・言語・象徴 |
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第二章 思考の形成器官 |
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一 サンスクリットで食卓談話を 二 ヴァレンシュタイン 三 総合 四 多様性 五 バベルの塔と聖霊降臨 |
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第三章 知性の多様性 |
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一 比較人間学 二 比較言語研究 三 フンボルトの影響 |
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第四章 言語学の内的概念 |
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一 ライプニッツ以降 二 「諸言語の例証から」 三 起源 四 系統 五 偉大なるライプニッツ |
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第五章 境界線の彼岸 |
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一 一七七〇年-(一八二〇年)-一八五〇年 二 ヘルダーの主題 三 自然の欲求 四 境界線を踏み越える |
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第六章 新たな言語の成立 |
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一 有機的形成期の歴史的な追跡 二 多様性の成立 三 形式の多様性と同質性 四 イタリア語 |
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第七章 ヴィーコとフンボルトにおける想像力と言語 |
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一 ローマとアメリカ 二 想像力 三 物語(favola)から言葉(favella)へ |
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第八章 聴取と応答 |
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一 声 二 聴くことと応答すること 三 耳 四 聴取中心主義から音声中心主義へ |
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第九章 フンボルトのグラマトロジー |
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一 新たなグラマトロジー的関心について 二 フンボルトとヘーゲル 三 不安定な保持 四 音声中心的なもの 五 音声中心主義の彼岸 六 エピローグ |
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第一〇章 思慮なき体系 |
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一 プロイセン海軍 二 フランス的思考への敵意に燃えた反動 三 フランス艦隊 四 人種主義 五 戦争か家郷か |