タイトルコード |
1000100786799 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
よそ者/ストレンジャーの社会学 |
書名ヨミ |
ヨソモノ ストレンジャー ノ シャカイガク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
徳田 剛/著
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著者名ヨミ |
トクダ ツヨシ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
晃洋書房
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-7710-3313-9 |
ISBN |
4-7710-3313-9 |
数量 |
3,189,10p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
361.7
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件名 |
地域社会
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注記 |
文献:巻末p6〜10 |
内容紹介 |
「よそ者/ストレンジャー」に関するジンメルのテキストを基点に、「よそ者とは何者か」がどう論じられ展開していったのかを跡付け、人びとが「よそ者・ストレンジャーとともに/として」生きる現代社会の様相を考察する。 |
著者紹介 |
1971年生まれ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。大谷大学社会学部准教授。共著に「ジンメルの論点」など。 |
目次タイトル |
序章 「よそ者/ストレンジャーの社会学」の問い |
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1 「移動の時代」における地域社会とよそ者 2 「よそ者/ストレンジャー」の概念規定 3 異人論の射程 4 本書のねらいと構成 |
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第Ⅰ部 「よそ者の社会学」の系譜 |
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第1章 ジンメルのよそ者論 |
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1 「よそ者の社会学」の問い 2 よそ者の到来とホスト社会の対応 3 ジンメルによるよそ者の概念規定 4 アメリカ社会学におけるよそ者概念の継承 5 「よそ者の社会学」についての問題提起とその後の展開 |
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第2章 パークによるジンメル受容と移民研究への適用 |
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1 ジンメル社会学とシカゴ・ソシオロジストたち 2 パークのドイツ留学時代 3 『科学としての社会学入門』におけるジンメル社会学の位置 4 パークの人種関係論の展開 5 ストレンジャー受容からマージナル・マン論への展開 |
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第3章 マージナル・マン論の展開 |
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1 人種間コンフリクトの発生メカニズムの解明に向けて 2 パークによる問題提起 3 マージナル・マン論の展開 4 マージナル・マン論の評価と批判的継承 5 よそ者論の視点から見たマージナル・マン論の評価 |
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第4章 シュッツのよそ者論 |
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1 亡命者の視点からのよそ者論の展開 2 シュッツのよそ者論の概要 3 シュッツのよそ者論の意義 4 考察 |
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第Ⅱ部 「ストレンジャーの社会学」の展開 |
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第5章 「ストレンジャーの世界」としての都市社会 |
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1 「ストレンジャーの社会学」という問い 2 都市社会の基本原理 3 「ストレンジャーの世界」の広がり |
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第6章 バウマンのリキッド・モダニティとストレンジャー論 |
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1 「新しい近代」への問い 2 社会秩序とストレンジャー 3 バウマン社会学における社会秩序の基本原理 4 「新しい近代」における秩序形成とストレンジャーの再-階層化 5 バウマンの「ストレンジャー」をめぐる議論の位置づけとその評価 |
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第7章 アーリのモビリティ論から見た「ストレンジャーの世界」 |
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1 「移動社会」としての現代社会 2 「モビリティ・パラダイム」という視点 3 「モバイルな生活」とはどのようなものか? 4 「モバイルな生活」の功罪 5 「移動の時代」におけるよそ者論の再評価の可能性 |
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終章 「よそ者/ストレンジャーの社会学」の意義と展開可能性 |
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1 本書の概要 2 ストレンジャー概念の意味構成 3 残された三つの課題 4 おわりに |