タイトルコード |
1000100787187 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
躍動する「国体」筧克彦の思想と活動 |
書名ヨミ |
ヤクドウ スル コクタイ カケイ カツヒコ ノ シソウ ト カツドウ |
叢書名 |
日文研叢書
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叢書番号 |
58 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西田 彰一/著
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著者名ヨミ |
ニシダ ショウイチ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-623-08838-6 |
ISBN |
4-623-08838-6 |
数量 |
14,331,47p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
155
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件名 |
国体
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個人件名 |
筧 克彦 |
注記 |
文献:p319〜323 筧克彦年譜:p325〜331 |
内容紹介 |
法学と神道を組み合わせた独自の思想「古神道」「神ながらの道」を提唱した法学者・筧克彦。その思想形成過程や活動の実態に光を当て、彼が何を成し遂げたかったのかを明らかにし、その国体論を批判的に検討する。 |
著者紹介 |
1986年兵庫県生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科国際日本研究専攻博士後期課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員(PD)、立命館大学授業担当講師、阪南大学非常勤講師。 |
目次タイトル |
序章 戦前における国体論の展開と筧克彦 |
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1 国体論研究の現状と課題 2 筧克彦の略歴と生前の評価 3 筧克彦に関する先行研究 4 筧克彦を論じることの意味 |
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第Ⅰ部 国体思想にいたる道程 |
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第一章 心理、生命、そして宗教 |
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1 初期の思想を論じる理由 2 筧克彦の思想の古層 3 心理主義への関心 4 心理主義と宗教 5 教え子たちへの影響の広がり 6 心のつながりによる国家統治の試み |
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第二章 「古神道」の形成と天皇機関説論争 |
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1 「古神道」「神ながらの道」と天皇機関説論争 2 仏教から「古神道」へ 3 「古神道」論 4 天皇機関説論争と筧克彦 5 宗教的修養による国家の統治 |
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第Ⅱ部 国民教化の試み |
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第三章 『神ながらの道』頒布と皇学会 |
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1 貞明皇后との関わりと皇学の展開 2 「神ながらの道」御進講 3 貞明皇后との信頼関係の構築 4 『皇学会雑誌神ながら』 5 世界旅行 6 『神ながらの道』から国民の教化へ |
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第四章 神社行政へのはたらきかけ |
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1 神社行政への関心 2 筧克彦の神社行政論 3 神社制度調査会における筧克彦 4 教学刷新評議会と神祇府構想 5 「国教」確立への意志 |
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第Ⅲ部 国体思想の実践と展開 |
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第五章 <やまとばたらき>の実践と普及 |
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1 国体の体験と身体技法 2 筧克彦と身体技法の関係 3 <やまとばたらき> 4 <やまとばたらき>とその広まり 5 一体感の高揚と集団農場-加藤完治と<やまとばたらき> 6 精神体操としての<やまとばたらき> |
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第六章 「誓の御柱」の建設とその広がり |
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1 「誓の御柱」建設運動 2 「誓の御柱」建設の思想的背景 3 滋賀県多景島の「誓の御柱」建設運動 4 大日本弥栄会の活動と「誓の御柱」建設の広がり 5 国民精神の象徴としての「誓の御柱」 |
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第七章 植民地における取り組み |
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1 植民地と筧克彦 2 植民地に対する基本的な立場 3 満洲における筧克彦の活動 4 満洲国皇帝溥儀への御進講と『惟神大道』 5 植民地への教化の試み-挫折と果たした役割 |
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終章 筧克彦の思想の帰結と独自の国体論 |
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1 国体論内部での影響力の減少 2 苦難の晩年とその後継者たち 3 本書のまとめ 4 躍動する「国体」-国体論者としての筧克彦の特徴 |