タイトルコード |
1000100797489 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
製薬と日本社会 |
書名ヨミ |
セイヤク ト ニホン シャカイ |
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創薬研究の倫理と法 |
叢書名 |
ライフサイエンスと法政策
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
奥田 純一郎/共編
深尾 立/共編
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著者名ヨミ |
オクダ ジュンイチロウ フカオ カタシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
Sophia University Press上智大学出版
ぎょうせい(発売)
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出版年月 |
2020.3 |
本体価格 |
¥1300 |
ISBN |
978-4-324-10715-7 |
ISBN |
4-324-10715-7 |
数量 |
244p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
499.09
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件名 |
製薬業
創薬
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内容紹介 |
「日本における健全な創薬文化の樹立」を目指した倫理規範・法的規制のあり方を考えるための素材の提供を目的とした書。日本の製薬産業のグローバル化が着実に進む中、改めて製薬企業の社会における役割と責任とは何かを問う。 |
著者紹介 |
上智大学法学部法律学科教授、同大学生命倫理研究所所員。専門は法哲学。 |
目次タイトル |
解題-製薬と日本社会 |
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医療の発展に果たす創薬の役割 本書の目的-ヒト由来試料の研究利用 製薬と日本社会・創薬研究の倫理と法 |
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Ⅰ 製薬産業の社会的意義、創薬研究の推進と規制 |
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研究の自由と憲法 わが国の創薬研究の規制:歴史・現実・展望 国際的規制と日本の創薬研究 再生医療とそれを取り巻く法律 エイズ薬と知的財産-医薬品アクセスをめぐって 日本動物実験代替法学会と3Rs・代替法の展開 |
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Ⅱ 日本の医薬品開発の課題 |
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わが国の創薬産業の現状 創薬研究の現状と将来展望 創薬推進におけるPMDAの役割とレギュラトリーサイエンスに基づく取り組み-合理的な医療を目指して AMEDによる創薬研究の支援方策 日本製薬工業協会における倫理性・透明性向上に係る取り組み-コンプライアンスおよび製薬協コード・オブ・プラクティス 日本の医薬品開発のシステムのどこが問題か |
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Ⅲ 臨床研究としての創薬研究 |
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ヘルシンキ宣言と創薬研究 わが国におけるGCP基準の展開と展望 人対象研究倫理指針、臨床研究法 臨床研究法と創薬、利益相反 ゲノム指針と創薬研究ゲノム解析の倫理的問題 被験者保護とインフォームド・コンセント 医学系研究・治験と個人情報保護 抗がん剤研究のための網羅的遺伝子解析と改正個人情報保護法 医薬品医療機器法と再生医療等安全性確保法 |
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Ⅳ ヒト組織を用いた創薬研究、バイオバンクのELSI |
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バイオバンクにおける個人情報の保護 日本と外国における創薬研究用のバイオバンク 外資系製薬企業における創薬研究用のバイオバンク ヒト組織を用いた創薬研究 ヒト組織の研究利用と生命倫理 研究用バイオバンクと死体解剖保存法 研究用バイオバンクと臓器移植法 NDRI and HAB Partnership to Serve Science and Advance Research 何故日本では、アメリカのようにヒト組織の売買が許されないのか? |
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Ⅴ 製薬企業と日本社会 |
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誰のため、何のための創薬か サリドマイド事件の教訓 キノホルム事件、クロロキン事件-行政の法的権限と義務 薬害エイズ・薬害肝炎-再発防止の方策 イレッサ判決と薬害損害賠償責任のあり方 補遺 臨床試験に対する社会不信-ディオバン事件を核に |