タイトルコード |
1000100790247 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
秦漢時代の家族と国家 |
書名ヨミ |
シン カン ジダイ ノ カゾク ト コッカ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
多田 麻希子/著
|
著者名ヨミ |
タダ マキコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
専修大学出版局
|
出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-88125-345-8 |
ISBN |
4-88125-345-8 |
数量 |
6,377,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
222.041
|
件名 |
中国-歴史-秦時代
中国-歴史-漢時代
家族制度-歴史
|
注記 |
文献:p349〜377 |
内容紹介 |
中国古代の法にあらわれた「同居」という言葉を鍵に、経済単位としての家族が居住単位としての家族に合一する経緯を論じ、家族の歴史的な成立過程を解明。また女性・入り婿・奴婢等を糸口に郷里社会の内部構造を明らかにする。 |
目次タイトル |
序論 |
|
はじめに-古代史研究のなかの国家史研究- 第一節 中国古代史研究における社会内部の関係についての諸議論 第二節 家族史研究の新たな位置づけと研究方法 おわりに 注 |
|
第一章 中国古代家族史研究の現状と課題 |
|
はじめに 第一節 第一期-漢代家族史研究をめぐる論争- 第二節 第二期-戦後中国古代史研究における家族史研究の位置づけ- 第三節 第三期-簡牘史料の出現と中国古代家族史研究の課題- おわりに 注 |
|
第二章 出土簡牘にみえる「室」・「戸」・「同居」をめぐる諸問題と「家族」 |
|
はじめに 第一節 漢代家族史研究における「同居」についての諸見解 第二節 『睡虎地秦簡』にみえる「室」・「戸」・「同居」についての諸見解 第三節 「室人」・「戸」・「同居」の関係についての再検討 おわりに 注 <補論>『嶽麓秦簡(伍)』にみえる「同居」-「分異」の検討を兼ねて 注 図一 「室」・「戸」・「同居」関係図 |
|
第三章 出土簡牘にみえる「家罪」および「公室告」・「非公室告」 |
|
はじめに 第一節 「公室告」・「非公室告」・「家罪」に関連する史料 第二節 「公室告」・「非公室告」・「家罪」をめぐる諸学説 第三節 「非公室告」と「家罪」の規定からみた「家族」の範囲と居住形態 第四節 「同居」における親・子関係、主人・奴碑関係 おわりに 注 図二 非公室告・家罪の概念図 |
|
第四章 秦・前漢初期の律令にみえる女性戸主 |
|
はじめに 第一節 女性戸主の存在 第二節 女性戸主の存在形態とその変化 第三節 女性戸主による経営 おわりに 注 |
|
第五章 秦律・漢律にみえる奴婢 |
|
はじめに 第一節 奴碑所有に関する規定-登録・処罰・譲渡・売買- 第二節 奴碑身分に関する規定-婚姻・解放- 第三節 家族と奴婢と郷里社会-社会的身分としての奴婢- おわりに 注 |
|
第六章 秦漢時代の簡牘にみえる家族関連簿集成稿 |
|
はじめに 第一節 家族関連簿分類集成 第二節 家族関連簿をめぐる分析(稿) おわりに 注 表二-一-B 卒家屬廩名籍からみた家族構成 表二-一-C 家屬妻子居署省名籍からみた家族構成 表二-一-E 隧長符からみた家族構成 表二-一-F 亭長符からみた家族構成 表二-一-D 家屬符からみた家族構成 表二-一-H 吏妻子及葆出入関名籍からみた家族構成 表二-二 簡牘自名簿のどれにあたるかが判断できない簡牘からみた家族構成 |
|
結論 |