タイトルコード |
1000100790494 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
「間」に生起する自閉症スペクトラム |
書名ヨミ |
アイダ ニ セイキ スル ジヘイショウ スペクトラム |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
永浜 明子/著
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著者名ヨミ |
ナガハマ アキコ |
出版地 |
吹田 |
出版者 |
大阪大学出版会
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-87259-703-5 |
ISBN |
4-87259-703-5 |
数量 |
4,306p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
493.76
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件名 |
自閉症
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注記 |
文献:p288〜300 |
内容紹介 |
10年にわたり自閉症スペクトラム当事者とともに修学や日常生活の<困り>に向き合ってきた著者が、その歩みのなかから関係性や当事者の変化を振り返り、自閉症スペクトラムがひととひととの<間>の障がいであることを導く。 |
著者紹介 |
大阪大学文学研究科博士修了。沖縄県立看護大学、大阪教育大学を経て、立命館大学スポーツ健康科学部准教授。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1節 問題意識 第2節 本書の目的・意義 第3節 研究協力者・研究方法 第4節 倫理的配慮 第5節 本書で使用することばの表記・定義 第6節 本書の構成 |
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第1章 臨床哲学と当事者研究のなかでの本書の位置づけ |
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第1節 客観科学主義重視による事例・個別具体の排除と現象学的視点 第2節 筆者とA氏にとっての臨床哲学 第3節 筆者とA氏にとっての当事者研究 第4節 二者の臨床哲学・二者の当事者研究 |
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第2章 自閉症概念の変遷 |
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第1節 自閉症概念の出現 第2節 言語・認知障害説へ 第3節 日本における自閉症概念の変遷 第4節 乱立する自閉症概念 |
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第3章 A氏との歩みと交換日記 |
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第1節 A氏との歩み 第2節 交換日記による会話・対話 第3節 交換日記の意味・意義 第4節 文字による感情交流 |
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第4章 修学におけるA氏の<困り> |
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第1節 発達障害のある学生の修学における課題 第2節 <困り>ということばの選択 第3節 修学における<困り>の具体的事象および対処・対応 第4節 ことばの選択・共有 |
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第5章 日常生活におけるA氏の<困り> |
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第1節 発達障害のあるひとの日常生活における課題 第2節 <困り>に対する認識の了解・共有のプロセス 第3節 日常生活における<困り>の具体的事象および対処・対応 第4節 <間>にあるズレ |
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第6章 A氏との関係性の変化 |
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第1節 研究の手順 第2節 四つの異なる関係性 第3節 関係性の変化の要因 第4節 筆者の変化 第5節 支援から<共歩>へ |
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第7章 自閉症スペクトラム再考 |
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第1節 すべての<困り>に通底する<困り>および対処・対応の基軸 第2節 自閉症スペクトラムの特徴に対する疑義 第3節 医学的診断・脳科学に対する違和感およびその限界 第4節 ひととひととの<間>の障がい 第5節 関係性によりうつろう特性 |
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終章 |
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第1節 障がいを<理解する><認める>の誤謬 第2節 障がいをうけとめる 第3節 共生のかたち 第4節 本書のむすび |