タイトルコード |
1000100791222 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
敦煌莫高窟と千仏図 |
書名ヨミ |
トンコウ バッコウクツ ト センブツズ |
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規則性がつくる宗教空間 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
末森 薫/著
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著者名ヨミ |
スエモリ カオル |
出版地 |
京都 |
出版者 |
法藏館
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥12000 |
ISBN |
978-4-8318-7731-4 |
ISBN |
4-8318-7731-4 |
数量 |
6,326p 図版13枚 |
大きさ |
27cm |
分類記号 |
702.2217
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件名 |
敦煌
仏教美術
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注記 |
文献:p286〜301 |
内容紹介 |
敦煌莫高窟に描かれた千仏は何を語るのか。単なる装飾ではなく、窟空間を創出するうえで欠かせないさまざまな情報を含む千仏図の実像を、緻密な観察と検証で解明する。図版も多数収録。折込みの窟位置図あり。 |
著者紹介 |
1980年生まれ。筑波大学大学院世界文化遺産学専攻単位取得退学。博士(学術)。国立民族学博物館学術資源研究開発センター機関研究員。 |
目次タイトル |
序章 敦煌莫高窟と千仏図 |
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序 研究の背景 第1節 敦煌莫高窟 第2節 多仏思想と千仏図 第3節 莫高窟千仏図の先行研究 第4節 本書の構成 |
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第1部 規則性を備える千仏図の視覚的特徴と役割 |
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第1章 規則性を備える千仏図の配色および視覚的特徴 |
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序 本章の背景・目的 第1節 規則性を備える千仏図の形式 第2節 着衣形式2種・配色8体一組で描かれる千仏図の配色 小結 着衣形式2種・配色8体一組で描かれる千仏図の配色 第3節 規則性を備える千仏図の視覚的特徴 第4節 規則性を備える千仏図の形式変化 結 規則性を備える千仏図の描写方法の特徴 |
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第2章 千仏図が示す視覚的特徴の役割 |
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序 本章の背景・目的 第1節 第254窟の壁面構成 第2節 第254窟後部空間の千仏図 第3節 第254窟前部空間の千仏図 第4節 第254窟前部空間の解釈 結 第254窟における規則性を備える千仏図の役割 |
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第2部 莫高窟における千仏図および石窟空間の展開 |
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第1章 北朝前期における千仏図と造営の展開 |
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序 本章の背景・目的 第1節 北朝前期窟の分期 第2節 北朝前期第Ⅰ期諸窟の空間構成 第3節 北朝前期第Ⅱ期諸窟の空間構成と造営の展開 第4節 北朝前期第Ⅲ期諸窟の空間構成と造営の展開 結 千仏図の設計と北朝前期の窟空間 |
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第2章 西魏窟の千仏図と石窟空間 |
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序 本章の背景・目的 第1節 西魏窟の定義 第2節 西魏中心柱窟の空間構成 第3節 西魏方形窟の空間構成 第4節 西魏方形窟と中心柱窟の関係性 結 西魏窟における規則性を備える千仏図の役割 |
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第3章 北周窟の千仏図と石窟空間 |
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序 本章の背景・目的 第1節 北周窟の分類 第2節 北周中心柱窟の空間構成と方向性を示す図案の特徴 第3節 北周方形窟の空間構成と方向性を示す図案の特徴 第4節 北周窟における方向性を示す図案の配置および設計 結 方向性を示す図案から捉える北周窟の特徴 |
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第4章 隋窟の千仏図と石窟空間 |
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序 本章の背景・目的 第1節 隋第Ⅰ期窟の空間構成と方向性を示す図案 第2節 隋第Ⅱ期窟の空間構成と方向性を示す図案 第3節 隋第Ⅲ期窟の空間構成と方向性を示す図案 第4節 隋窟における方向性を示す図案の特徴と役割 結 方向性を示す図案から捉える隋窟の特徴 |
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第3部 莫高窟と規則性を備える千仏図 |
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終章 規則性を備える千仏図に見る莫高窟の特徴および展開 |
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序 本書の論点 第1節 規則性を備える千仏図の視覚的特徴の解明 第2節 石窟空間における規則性を備える千仏図の役割の検証 第3節 規則性を備える千仏図を通した莫高窟の解釈 結 |