タイトルコード |
1000100791280 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世蝦夷地在地社会の研究 |
書名ヨミ |
キンセイ エゾチ ザイチ シャカイ ノ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
谷本 晃久/著
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著者名ヨミ |
タニモト アキヒサ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
山川出版社
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-634-52042-4 |
ISBN |
4-634-52042-4 |
数量 |
9,458,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
211
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件名 |
蝦夷地
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内容紹介 |
17世紀初頭から19世紀中葉にかけての蝦夷地(北海道)における在地社会の特質を、文献史学の手法を用いて解明。研究成果をふまえ、交易や宗教などを手掛かりに実証的に分析する。 |
著者紹介 |
1970年札幌市生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程中退。北海道大学大学院文学研究院教授。著書に「近藤重蔵と近藤富蔵」がある。 |
目次タイトル |
序章 本書の目的と構成 |
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1 本書の目的-対象年代とフィールド- 2 研究史上の位置づけ 3 本書の構成 |
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第Ⅰ部 近世蝦夷地の捉え方 |
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第1章 近世の蝦夷 |
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はじめに 1 時代区分論のなかの近世の蝦夷 2 松前藩の成立 3 城下交易から商場知行制へ 4 場所請負制の成立と展開 5 「蝦夷地」の先の「異国境」 6 抑圧のなかの成熟-近世アイヌ文化- おわりに |
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第2章 近年の“アイヌ史”研究管見 |
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はじめに 1 “アイヌ史”はどう語られてきたか-場所請負制の理解を例に- 2 “アイヌ史”研究のさまざまな構想 3 “アイヌ史”の史料論 おわりに |
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第3章 「国家」史的観点からみた近世アイヌ社会 |
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はじめに 1 周辺諸「国家」からみたアイヌ社会 2 一七世紀以降におけるアイヌ社会の形態 おわりに-アイヌ社会に対する評価をめぐって- |
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第4章 “近世アイヌ史”を取り巻く国際的環境 |
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はじめに 1 サンクトペテルブルクの“アイヌ史”史・資料-史料の広がり- 2 “近世アイヌ史”の基礎認識 3 化外地と「開国」 4 商品生産と交易 おわりに |
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第5章 北の「異国境」 |
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はじめに 1 「蝦夷」という語の意味と「蝦夷地」の先の「異国境」 2 旧族大名による異国・異域との通交・交易 3 北の「異国境」をめぐる経緯 4 松前藩による安永期の「異国」認識と交易認識 5 「蝦夷地改正」と松前藩による代替不可能性の主張 おわりに-アイヌ史上の画期- |
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第Ⅱ部 在地社会のなかのアイヌ集団 |
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第6章 近世蝦夷地「場所」共同体をめぐって |
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はじめに-問題の所在- 1 「場所」の概要 2 異文化を組み込んだ社会としての「場所」の実際 おわりに-近代における変容- |
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第7章 アイヌの「自分稼」 |
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はじめに-「自分稼」と収奪- 1 場所請負制度と近世蝦夷地在地社会 2 「自分稼」の定義とアイヌの「帰俗」・「百姓」化 3 蝦夷地の「自分稼」と「自分取出稼」 4 「自分稼」とアイヌ文化-むすびにかえて- |
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第8章 近世アイヌの出稼サイクルとその成立過程 |
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はじめに 1 モンベツ領の漁場とその規模 2 モンベツ領アイヌの出稼サイクル 3 交易から出稼雇へ おわりに |
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第9章 アイヌの「自分取出稼」 |
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はじめに 1 「出稼雇」と「自分取出稼」 2 給与からみた「出稼雇」 3 出稼雇の「過上」と「切手」 4 自分取出稼の実態 5 自分取出稼の意義と条件 おわりに |
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第Ⅲ部 在地社会のなかの宗教と信仰 |
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第10章 宗教からみる近世蝦夷地在地社会 |
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はじめに 1 「場所」の構造と特質 2 和人集団と宗教 3 「場所」独自の宗教儀礼の実際 おわりに |
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第11章 蝦夷三官寺と幕府の宗教政策 |
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はじめに 1 蝦夷三官寺建立以前の「蝦夷地」の仏教 2 蝦夷三官寺の建立 3 蝦夷地第一次幕領期における幕府の宗教政策 4 開拓政策のなかでの蝦夷三官寺の役割 おわりに |
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第12章 幕末期、蝦夷地への寺院建立と開拓政策 |
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はじめに 1 近世蝦夷地の寺院の概観とその分類 2 幕末寺院群建立の経過 3 和人地寺院末建立の論理と開拓政策 4 蝦夷三官寺末建立の論理と開拓政策 5 幕末寺院群に対する箱館奉行の対応とその変化 6 幕末寺院群の実際の活動 おわりに |
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第13章 幕末期、蝦夷地への寺院建立と在地社会 |
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はじめに 1 建立願書の提出とその審理過程 2 西蝦夷地フルヒラ場所への寺院起立をめぐって 3 越年・永住集団と寺院起立 おわりに |
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第14章 “鰊獲りの禰宜さん”考 |
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はじめに 1 蝦夷地における宗教的環境 2 公認社家の蝦夷地止住の実際 おわりに |
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終章 本書の成果と課題 |
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1 第Ⅰ部の論点をめぐって 2 第Ⅱ部の論点をめぐって 3 第Ⅲ部の論点をめぐって 4 課題としての史料論 |