タイトルコード |
1000100797563 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
真珠研究の今を伝える |
書名ヨミ |
シンジュ ケンキュウ ノ イマ オ ツタエル |
|
真珠養殖125周年を記念して |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
渡部 終五/編
永井 清仁/編
前山 薫/編
|
著者名ヨミ |
ワタベ シュウゴ ナガイ キヨヒト マエヤマ カオル |
出版地 |
東京 |
出版者 |
恒星社厚生閣
|
出版年月 |
2020.3 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-7699-1646-8 |
ISBN |
4-7699-1646-8 |
数量 |
15,180p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
666.74
|
件名 |
真珠
|
内容紹介 |
2018年11月開催の「真珠研究シンポジウム2018」の講演内容を書籍化。「ゲノムから探るアコヤガイの多様性と進化」「真珠層の色調を決定する遺伝子」など、全9編を収録する。 |
著者紹介 |
1948年生まれ。農学博士。東京大学名誉教授。北里大学海洋生命科学部特任教授。 |
目次タイトル |
1章 養殖真珠研究の歩み |
|
1・1 養殖真珠産業形成における研究 1・2 日本における養殖真珠産業の発展 1・3 養殖真珠産業の発展と研究 |
|
2章 真珠や貝殻はどのような細胞が作っているのか |
|
2・1 外套膜の構造 2・2 貝殻を作る細胞 2・3 真珠袋の細胞 2・4 貝殻,真珠形成細胞が担う機能とその指標 |
|
3章 ゲノムから探るアコヤガイの多様性と進化 |
|
3・1 遺伝学における「集団」とは 3・2 ゲノムワイドなデータを利用したアコヤガイの集団遺伝学 3・3 明らかになったアコヤガイの遺伝的集団構造 3・4 南方系集団と北方系集団は環境の違いにより隔てられている 3・5 日本産アコヤガイの起源 3・6 持続的な真珠養殖のために |
|
4章 アコヤガイ母貝の系統保存 |
|
4・1 愛媛県での真珠養殖とその問題点 4・2 真珠母貝と細胞貝の相性 4・3 環境要因がアコヤガイの成長と真珠の質に及ぼす影響 4・4 種苗系統の管理 4・5 種苗生産用親貝の安定的確保 4・6 愛媛県宇和海におけるアコヤガイ真珠養殖の今後 |
|
5章 真珠層の色調関連成分の化学分析 |
|
5・1 アコヤガイ真珠の色調と黄色色素 5・2 黄色系アコヤガイ貝殻真珠層 5・3 色調関連成分の抽出・分画 5・4 HCl-MeOH抽出液に含まれる黄色色素の化学分析 5・5 真珠層における主成分E1(鉄)の形態と分布 5・6 黄色系貝殻真珠層に含まれるその他の色調関連成分 5・7 まとめと今後の展望 |
|
6章 真珠層の色調を決定する遺伝子 |
|
6・1 生物の色 6・2 真珠の色 6・3 アコヤガイの作る真珠に含まれる黄色色素 6・4 アコヤガイ真珠の黄色色素蓄積に関わる遺伝子の探索 6・5 同じ母貝の中で黄色度が異なる真珠を作らせる 6・6 真珠層厚への細胞貝の影響 6・7 遺伝子発現解析 6・8 黄色色素の蓄積に関わる遺伝子 6・9 白色貝 6・10 白色貝の原因遺伝子探索の試み 6・11 世界的におこなわれている真珠や貝殻の色を決める遺伝子を探す試み 6・12 真珠の色調を決定する遺伝子の解明に向けて |
|
7章 真珠層形成の機能タンパク質 |
|
7・1 真珠の有機物研究の歴史 7・2 真珠層特異的基質タンパク質Pif 7・3 Pif配列の分子進化 7・4 おわりに |
|
8章 アコヤガイの赤変病研究の現状 |
|
8・1 赤変病の特徴 8・2 原因究明 8・3 分子疫学解析 8・4 残された課題病原体は証明されたのか? 8・5 今後の対策 8・6 赤変病を通して防疫対策について考える |
|
9章 アコヤガイの真珠収穫後の有効利用 |
|
9・1 真珠,真珠貝利用の歴史 9・2 カルシウムの化粧品への利用 9・3 タンパク質の化粧品への利用 9・4 新たなる可能性黄色色素 9・5 循環型社会への提案 |